「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「パズるの法則〜奇跡は常に2人以上」(ひすいこたろう+吉武大輔)

f:id:lp6ac4:20200412055617j:plain

パズるの法則~奇跡は常に2人以上

パズるの法則~奇跡は常に2人以上

 

天才コピーライター・ひすいこたろうさん。以前、講演会でいただいた「ジグソーパズル」のピース!いまでも、ワタシの小銭入れに入っています。(笑)ワタシと妻の価値観がまるっきり違うのは、「パズル」だったからなのかー!と腑に落ちました!(笑)

 

「悩みも、失敗も、不安も、すべての出来事は、関係性を深めるために起きている!あなたが、あなたとして生まれたことが、とんでもないGOOD LUCKなのだ。ようこそ!奇跡が日常になる「パズる」の世界へ」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・実は、ボクらが一番幸せになることができるのは、元々の「自分のカタチ」を生きる時なんです。人生をジグソーパズルに置き換えると、そのことがはっきりわかります。もし、あなたというパズルのピースが、他のカタチになってしまったり、本来の位置(環境)と違う場所にあったら、パズルは永遠に完成しません。あなたは、あなたの大きさで、あなたのカタチで、あなたに与えられた場所で生きることで、幸せになることができるのです。
 
人生がパズルだとするなら、大切なのは自分のピースのカタチを受け入れ、周りのピースとつながっていくこと。そのためには、「自分のカタチ」をありのままに受け入れる勇気を持って「自分とつながること」。そして「相手のカタチ」をありのままに受け入れ、認める思いやりを持って相手とつながること」です。それが自分を「生」きることであり、周りのカタチを「活」かすことになります。それこそが本当に幸せな「生活」です。
 
・自分のカタチを生き始めると、周りとカチッとつながり始めて、「なんだ!自分は単なる1つのピース(かけら)じゃなかった!」自分は、美しいパズル全体の一部だったんだ!という気づきが起こります。ピースとピースがつながる時(本書ではこれを「パズる」と定義しています)に起きるもの、それが「奇跡」と呼ばれるものです。ようこそ、奇跡が日常になる「パズる」の世界へ
 
どれだけ欲しいものが手に入ったとしてもあなたは「幸せじゃない」と答えるはずです。もし、あなたが無人島でひとりぼっちだったなら欲しかったものが手に入ったり、今までできなかったことができるようになることが「成功」だと言われます。それは、もちろんもうれしいことではありますが、それだけで、100%幸福になるわけではないのです。なぜなら、本当の幸福は「キミとボク」そのつながり(関係性)の中にしかないからです。
 
奇跡というのは「ありのままの自分(ME)」と「ありのままの相手(TOU)」とつながった時、つまり「奇跡は常に2人以上」で起きるものだということです。どれだけ勉強しても、努力しても「自分の人生が変わらない」「良くならない」という人は「奇跡を1人で起こそうとしていた」ということです。
 
「この本の内容は99%、読み流してください。その代わり、本を読んだ時にあなたが感じた1%の直感は、100%信じて行動してください」
 
懐かしい人の顔がふと浮かんだら、特に目的がなくてその人に連絡をとってみる。「イタリアに行きたい」思ったら、行けるか行けないかは一旦置いて、まずは調べてみる。部屋を片付けなきゃと思い立ったら、一旦この本を置いてでも片付けてみる。このように、日頃から自分の直感を信じてすぐに行動する癖をつけると、小さなシンクロが日常的に起きるようになり、そのシンクロの先の大きな奇跡につながっていきます
 
「すべての問題は、関係性を深めるために起きている」僕はこの言葉を「関係性が深まった時(=ピースがつながった時、つまりパズった時)に奇跡が起きる」という意味で実感しています。
 
小林正観さんがこんな話をされました。「人間は、けなされてばかりだと枯れてしまいますが、褒められてばかりでも天狗になってしまいます。理想的なのは50%ー50%の時、そして実は、どんな人でも、自分への賞賛が50%、逆風は50%になっている。宇宙は陰と陽が50%ー50%で均衡して成り立っているからです。この話をすると『それは間違っています』という人が必ずいます。そういう人は、逃げられないところに痛烈にあなたを批判してくれる人がいるはずです。たとえば……奥さまとか!
 
50%ー50%。これは人数のことじゃなくて、総量なんだそうです。たとえば「自分を賞賛してくれる人」が10人いて、「批判者」が1人だとしても、このたった1人がものすごい逆風を更かしてくれるんだとか。そして、その1人はたいてい自分が避けて通れない、家庭や職場に存在していると……。僕が仕事で褒められることが多いのは、妻が強力に逆風を更かしてくれていたおかげだったのか……。妻は、僕が成長するように、たった1人「逆風担当」として、孤軍奮闘してくれていたのか……。そう思ったら価値観の違う妻を受け入れることができるようになったのです。仕事がこんなにも順調なのは、妻のおかげだったんっだと思ったら、思わず彼女を抱きしめそうになったほどです(笑)。
 
・そのことに気づいた時、妻に対して「ありのままの彼女を受け入れよう」どころか「そもままのキミでいてくれてありがとう」という心からの感謝があふれ、涙が出ました。すると、鬼嫁だった妻との間に、更なる奇跡が起きたのです。ピース(ME)とピース(YOU)がつながる時に、想像を超える奇跡が起きるのです。これが「パズるの法則」です。
 
成長と成熟の一番の違いは、自力なのか、他力なのか、です。木に例えるなら、成長とは幹を上へ上へと伸ばし、枝を伸ばし、葉を広げることです。目に見える地上に出ている部分を伸ばすことが「成長」、目に見えない地下に根を伸ばしていくのが「成熟」です。
 
・私たちは日々、いろいろな情報や感情の渦の中で生きています。自分自身の本音に耳を傾けるために、10分でもいいので日頃の雑踏を離れて、自分と対話をする時間をとってみてください。自己対話をする時のオススメの質問もいくつか紹介しますね。「今、何を感じてる?」「あの時、どう感じた?」「本当はどうしたい?」「何か気になっていることはある?」「じゃあ、どうしよっか?」
 
不安は、一生なくなりません。「不安が解消されたら動く」ではなく「不安なままでいいから、小さく、丁寧に、コツコツ行動を続ける」習慣を身に着けていきましょう。
 
「問題は、解決するために起きているのではなく、話し合うために起きている」
 
問題は、キミとボクの関係がより深まるために起きてくれているのです。解決より、尊重し合えるようになることがむしろ本命なったのです。解決より、人を愛おしむことが目的なのです。
 
「資本主義の父」渋沢栄一は、金銭的に苦しんでいる人たちをたくさん見てきた結果、ある共通点を見つけたそうです。それは「自分のことばかり考えている」ということでした。
 
「成功者に法則はなく、失敗者のみに法則がある」失敗する人が必ず共通していること。それは……問題を人のせいにする習慣です。
 
恐れというのは「〜は嫌だから、こうしよう」愛というのは「〜したいから、こうする」「動機が恐れなら、結果は恐れ、動機が愛なら、結果は愛」です。
 
あなたが今日まで出会った人すべてがあなたです。あなたが人生で出会う人、それはすべて、あなたという芸術作品(パズル)を彩ってくれる一員なのです。嫌な人に会ったら、それは過去の自分だと思って、過去の自分を癒やしてあげるチャンスにすればいい。憧れの素敵な人に会ったら、それは未来の自分だととらえて祝福すればいい
 
「仕事とは、一生涯付き合っていきたい人たちと、一緒にい続けるための口実」

 

この時期、このタイミングで、この本のメッセージは「ばちー!!」「パズる」のようにハマりました!超オススメです!(・∀・)♪

 

f:id:lp6ac4:20200412055617j:plain

パズるの法則~奇跡は常に2人以上

パズるの法則~奇跡は常に2人以上