BOOK〜『「ひとり会議」の教科書』（山崎拓巳）

１日１０分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)

このブログで何度か紹介した山崎拓巳氏。(^J^)　分かりやすくて面白くていいよね。

BOOK〜人生は段取りで決まる！…『人生のプロジェクト』（山崎拓巳）
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110130

これは、おそらく誰もがなんらかのカタチで実行していることなのではないだろうか。
それを「ひとり会議」とネーミングしたのは、言い得て妙だね。（＾ｖ＾）　忙しい人ほど、一週間に一度は、「ひとり会議」の時間を取った方がいいよね。そのエッセンスを紹介しよう。

一日一回「ひとり会議」という予定を入れて、そのことだけに集中できる時間を作っています。
そのおかげで

１　今やるべきことがはっきりし、目の前のことに没頭できるようになる
２　一日にたくさんのことをこなしながら、一つひとつのことはゆっくり丁寧にできる
３　「やらなきゃいけないこと」が「やりたいこと」に変わる
４　抱えている複数の問題が、どんどんすっきりしていく
５　思いもよらなかったアイディアや解決法が生まれる

じゃあ「ひとり会議」は具体的になにをするの？

１　いま直面している問題をすべて書きだす　【忙しくて部屋が片付かない】
２　それぞれ「どうなればいいか？」という質問のカタチに変える　【部屋がきれいになればいい】
３　それぞれ「どうすればそうなるか？」という質問のカタチに変える。【１　朝いつもより15分早く起きて掃除する　２　部屋にある物の数を減らす　３　友達を家に呼ぶ】

４　それぞれの答えを「○○する」というＴＯ　ＤＯ　のカタチにして、スケジュール帳に書き込む。

【１　目覚ましを15分早くしておく　２　次の土曜日に「いらないものを捨てる」という予定を入れる　３　友達に電話する】　

たったこれだけのことです。

・５つのひとり会議

１　テーマ会議　〜　テーマを出す。「どうなればいいか？」「どうすればそうなるか？」その答えを　ＴｏＤo化してメモする。

２　問題解決会議　〜　今直面している問題をすべて書き出す。「どうなればいいか？」「どうすればそうなるか？」その答えを　ＴｏＤo化してメモする。

３　フリー会議　〜まったくフラットな状態で、ただ思い浮かんだことをどんどん書き出す

４　スケジュール会議　〜　あなたがあなたの秘書になって、ＴｏＤｏをスケジュール帳にいれる

５　情報収集会議　〜　ランダムに読み流し、心が反応したものだけをメモに残す。

・「ひとり会議の時間を持つぞ！」と意識する。（じゃないと、この忙しい時代、時間は目の前を流れてしまいます）

・スケジュール帳を出して「ひとり会議」の予定を入れる。（時間は自由。でいれば今から一週間、毎日入れてみましょう）

・「ひとり会議」用のツールとして、ペンやノート、スケジュール帳などを用意する。（使っていて「気持ち良い！」ことが大切です。）　一式新しくするというのもおすすめ。

・大人になったら、なかなかまとまった時間はとれません。チャンスは、ちょっとしたすきまの時間に存在します。そこで「5分あったらやること」をリスト化しておきましょう。

・「自分らしさ」を書きかえるにはどうするか？

1　ぶっ飛んだ夢を持つ
　１　方法すらわからなかったので、今まで捨ててきた夢を思い出す。
　２　その中でもっともワクワクする夢を書き出す。

２　あこがれの群れに飛び込む　
　あなたが憧れている、またはなりたいと思う人物の名前を10人分書き出す。

３　すでにうまくいったふりをして生きる
　なりたい自分になりきって、誰かに電話をかけてみる

・ひとり会議ＤＸ用　おすすめの質問

「子どものころ、なにが好きだったか？」
「制限がないなら、どんな将来をのぞむか？」
「自分が一番輝いていたのはいつか？」
「人生で一番つらかったとき、どうやって立ち直ったか？」
「知らない人が30人いる。彼らと打ち解けていく過程で、あなたは彼らに何をしてあげたいか？」　
「自分の得意なｋじょとはなにか？自分の苦手なことはなにか？」
「誰に手伝ってもらうといいですか？」
「死ぬとき、なにを後悔するか？」
「今、あなたが会いたい人は誰か？」
「人生で夢を叶えたのはいつか？」
「人生で一番輝いていた瞬間の感情は、体のどこらへんにある？どんなカタチをしてる？色は？温度は？かたさは？」
「目標はなにか？」「何が上手くいっているのか？」「何が上手くいっていないのか？」「だからなにをすべきなのか？」
「これらの質問により手に入れたものはなにか？」
「一瞬にして今の状況を変えるにはどうしたらいいか？」　

さっそく「ひとり会議」の日程を決めよう。( ..)φメモメモ