「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「人生は、運より実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」(ふろむだ)

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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

この本はタイトルと見た目の軽さと比べ、中身はなかなか!奥が深い!図解入りなんだけど、そーそー!と頷いてしまう。これ、真理だよなー!と思いながら読みました。そのエッセンスを紹介しよう。

 

・重要なのは、「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」は、一種の資産として機能するということだ。それを「錯覚遺産」と呼ぶ。「自分の得になるような、他人の勘違い=錯覚遺産」は、生涯賃金に換算して、何千万、何億円ものお金を生む。
 
「実力がある」から、よいポジションを手に入れられるのではなく、「実力があると周囲が錯覚する」から、よいポジションを手に入れられているという部分が大きいのだ。これは実力主義」の欺瞞を暴く本だ。
 
ひとたび成功した人が、何度も成功するのは、「その人のやり方が正しかったから」ではなく「『その人のやり方が正しかったから』だと、人々が錯覚するから」なのだ。
 
・ある実験で、老人ホームの老人に、観葉植物を配った。半数は、職員が観葉植物の世話をした。残りの老人は、自分で観葉植物の世話をした。6ヵ月後、職員が観葉植物の世話した老人の30%が死亡していた。一方で、自分で観葉植物の世話をしていた老人のうち、死亡したのは15%にとどまった。自分で観葉植物の世話をすると、生存率が劇的に上がる、という結果になったのだ。人間はコントロールしたいという、強い欲求を持っている。コントロールできると、より幸せで、健康で、活動的になる。コントロール欲は、性欲よりも、はるかに切実だ。

 

「恋愛は勘違いからスタートする」 というのがワタシの仮説なんだけどね。(笑)恋にも「勘違いさせる力」が必要かも。(笑)オススメです!(・∀・)

 

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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている