25年前、結婚する前に、最後の(?)一人旅をしよう!と旅立ったのが「奈良」
だった。法隆寺、石舞台古墳、橿原神宮…懐かしいなあ…ということはあれから25年言っていないんだあ!(笑)
さてこの本。「平城遷都1300年。未だ謎の多い奈良の地を「地名ミステリー・ハンター」谷川彰英が丹念に歩き、ついにその歴史をつきとめた!春日の名の意外な由来、地名にまつわる復讐劇、卑弥呼は奈良にいた?等々、壮大な物語から思わず膝を打つ歴史物語まで盛りだくさん」そのエッセンスを紹介しよう。
・「ヤマト」の語源は「山処」にあったといわれるように、 山の麓にあった地域名から発している。「山処」→「倭」→「和」 →「大和」となった。
・「まほろば」はもともと地形を意味した言葉である。「 陸地が高くなっているところ」を褒める言葉である。 それがいつしか「高貴な」とか「優れた」 といった意味で使われることになった。その「まほろば」 の奈良の歴史を、かなり大胆に論じてみたのが本書である。
・「氷室」とは冬に出来た氷を保存しておく室のこと。 戦後まもなくでも氷を保存する室は存在していた。
その他、「相撲神社(桜井市)」「吉野水分(みくまり)神社= とにかくすごい!必見の神社(吉野町)」「西大寺(さいだいじ) =ハンセン病患者を救った寺」(奈良市)「壷阪寺= 眼病封じの寺=バリアフリーリフト付き」「大安寺= ガン封じで知られる寺」「吉田(きちでん)寺= ぽっくり寺で和む」「奈良に集まる旧国名」「奈良県が消えた!」など。
よーし!今年は元号も変わることだし、久しぶりに奈良に行くかー!オススメです。子(・∀・)♪