酒場のギター弾き 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「戦後マンガ50年史」(竹内オサム)

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戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)

戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)

 

ワタシが小学生の頃、手塚治虫赤塚不二夫に憧れて、マンガ家になりたかった。赤塚賞を取りたかったなあ。(笑)石森章太郎(当時)の「マンガ家入門」には、感動したなあ!(・∀・)!

 

さてこの本。「大衆文化として今日隆盛を極めるマンガとは何か。ストーリーマンガが引き起こした事件を手がかりに、社会を通り過ぎたマンガの痕跡をもとに、その猥雑なバイタリティの秘密を探る」そのエッセンスを紹介しよう。


・この本は、マンガとは何か、その根本的な問いかけを、マンガが、なかでも戦後隆盛をきわめた「ストーリー・マンガ」が引き起こした事件を手がかりに、再度考え直してみようとするものだ。マンガは遊ぶ、マンガは誘惑する。マンガは叫ぶ。マンガはタブーを破る。そして、時にマンガは人を傷つけ、差別し、とりかえしのつかない事件を引き起こしたりする。そのすべてが「マンガ」というわけのわからない表現の正体なのである。



・編集者の横の組織、日本児童雑誌編集者会と、子どもマンガ家の集まりでもある東京児童漫画会との申合せ事項。当時の編集者とマンガ家とのかけ引きのありさがここから伝わってくる



1 無理な原稿は依頼せぬこと、引き受けぬこと

2 原稿の締切日は厳守する

3 缶詰や居座り行為はやめる

4 原稿執筆の順序をきめ、これを明示して守る

5 作者は関係雑誌に対して、居所不明にしないこと

6 編集者は労力奉仕をしない

7 代作は禁止する

8 紛議の生じた場合は、双方の会から委員を選出して善処する


その他、「赤本マンガの出版」「月刊誌と絵物語」「月刊誌とストーリー・マンガ」「貸本漫画と劇画」「少年・少女週刊誌の創刊」「マニア誌の創刊(ガロ、COM、月刊のらくろ、WILD)」「青年誌の発刊」「少女マンガの台頭とエロ劇画の世界」「70〜80年代の事件カタログ(サザエさん事件、マンガの性表現)」「90年代のふたつの事件(ちびくろサンボオバケのQ太郎有害コミック問題)」など。

 

平成も終わる今年、クールジャパンの柱であるマンガについて思いを馳せてもいいかもね。オススメです。(・∀・) ♪

 

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戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)

戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)