最近、東野圭吾はスノボにはまっていて、スキー場を舞台とした描き下ろしの小説が多いよね。この本もそのひとつ!(・∀・)
「殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス」そのエッセンスを紹介しよう。
・若い頃から好きなことをいろいろとやって、でも結局は何ひとつものにならなくて、年だけ取っていく。気がついたら周りは結婚していて家庭を持って、自分だけがひとりぼっち。そんな自分を故郷の家族が受け入れてくれて、とりあえず居心地のいい毎日を送っている。考えることといえあ、いい結婚相手を見つけることだけ。せっせと婚活に精を出して、安定した将来を約束してくれそうな男がいたら、必死になってアピール。そういう生き方に疑問を持ったって不思議じゃない。
・スキー場ほど犯人が潜伏しやすい場所はない。顔を隠した状態で行動できる。ゴーグルやサングラスをつけたまま歩いていても、誰もおかしいとは思いません。フェイスマスクなんてのもある。髪型は帽子やヘルメットで隠せるし、スノーボードウェアやスキーウェアは体形だってごまかせます。顔写真なんて何の役にも立たないのではないか。
・あなたには心から惚れた女がいる。逮捕されたら、もう会えなくなるかもしれない。だったらどうします?最後に一目会って、抱きたいと思うんじゃありませんか?脇坂にとってここでスノーボードをするのがそれかもしれません。
ああ〜スキー、しばらくやってないし、スキー場、行きたいなあ!スノボもやってみたいなあ!この季節にはピッタリ!オススメです。(・∀・)