「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「酒場のたわごと」(なぎら健壱)

テレビによく出てくるなぎら健壱といえば、なんといっても『悲惨な戦い』だろう。そして『ラブユー東京スポーツ』『いっぽんでもニンジン』『パブロフのハコ』『アーパー・サーファー・ギャル』など名曲、迷曲ぞろい。ワタシも「流し」としてかなり影響を受けているフォーク・シンガーなのだ。(・∀・)
 
「酒場エッセイの第一人者、なぎら健壱。酒場の達人としてつとに知られる、なぎら健壱によるエッセイの決定版。誰もが納得の蘊蓄、どう考えても???となる不条理噺、知られざる芸能界の秘密、ほくそ笑んでしまうフェティシズムサプリメントパワーストーン、居酒屋の女……など、随所に光る“なぎら節"全75編をご堪能あれ!」そのエッセンスを紹介しよう。
 
グルメリポーターとは、いかに大変であるか何が一番大変かといえば、「不味い!」と口に出せないこと。万人が「旨い!」と褒めたたえる物なんぞあるわけない。口が裂けても言えない。そしてもうひとつ、空腹でないときのレポートである。「30分の番組で食べ通しですが、あれって一日で全部食べるんですか?」まあそれはケース・バイ・ケースですな。「空腹が最大の調味料である」まさにその通り。腹が一杯の時に旨いものを食べても、その旨さは半減する。いや、半減以下か?
 
東京スカイツリーのすぐ下で、行き交う人から「師匠、こんな時間にここを歩いているところをみると、今日は浅草演芸場ですね」と声をかけられた。あのね、確かにあたしは噺家みたいなことをやっていますけどね、噺家じゃないのよ、歌手なのよ。しかし、説明するのも面倒くさいから「よく、わかりましたね」といなしておいた。
 
ニッポン放送高嶋ひでたけさんに訊いた。スポーツの経験がない場合でもアナウンサーを任せられることがあるんですか?」「ありますよ。ほどんどの場合、会社から指名されて、それから個々にいろいろ覚えるんですよ」ええ〜、すると、まったくもって興味がなくてもですか?」「オフコース!」
 
「年寄り色」「オークション」「ギャンブルとあたし」「パワーストーン男」「クイズの商品」「ステージの満足度」「追悼、小沢(昭一)大兄」「シングアウト」「夜のパトロール」「セリフ覚え」「知っている唄、何曲?」「貧乏臭いですか?(弦を煮る)」「人ゴミ」「ステージ酒」など。

 

いいねえ。軽快だね〜。緩いねえ〜。こういう文章と歌、歌いたいよね。オススメです。(・∀・)