仕事ができる人は「自己プロデュース」がうまい!―ビジネスシーンで自分を最高に演出するための心理技術80 (実日ビジネス)
- 作者: 多湖輝
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2003/11
- メディア: 単行本
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小学生の時から読んで、アタマを鍛えていたよ〜!昔から好き。なにしろ、名前がいいよね〜!輝!
もう80歳を超えているのだけれども、元気だよね〜。やっぱり頭を鍛えているからかな!?
この本は、「自分を最高に演出するための心理技術」を集めたものなんだけど、ウチ(SA)のMCPの内容とけっこう共通点があるね〜!ちょっと長くなるけど、( ..)φメモメモ
・交渉の場で相手より先に心理面で優位に立てれば、その語の交渉でも主導権を握ることが出来、終始、自分のペースで話を進めていくことができる。例えば、相手より早く約束の場所に行くことによって、相手の機先を制する、これが最初から相手より心理面で優位に立つ自己演出法なのだ。
・説得が難しい相手には、まず相手の話を聞いてあげることが先決。そのあと、ときを置いて自分の主張を伝える。この冷却期間を設けることが相手の理解を得られやすくし、思い通りの方向に物事を進める早道となるのだ。
・系列内位置効果〜一般に記憶や印象が後まで強く残るのは、最初と最後だといわれている。「終わりよければすべてよし」という言葉があるように、最後に好印象を与えることができれば、たとえ戸中で不愉快なことがあったとしてもその記憶はかき消される。つまり、「ありがとう」は最初よりも最後に言う方が相手の印象に残るのだ。
また、初対面の人と別れた後は、手紙を出してもいいし、メールを送ってもいいし、すぐにアフターケアをすると、記憶をリマインドさせ、相手に爽やかな印象が与えられる。
・相手からイニシアチブをとる行動の決め手は、相手の言い分をゆっくり繰り返し聞いてあげて、相手を自分のペースに巻き込むことだ。110番や119番の電話を受ける係官には、わざとゆっくりした口調で対応することが訓練付けられているのは、こちらが落ち着いた口調で応えれば、相手も自然と冷静さを取りもどすためなのだ。
・アイデアが出ないときのとっておきの方法
〜ライバルのアイデアに対し、「自分も同じようなことを考えていた」「今、出された意見は私も十分承知しているが、角度を変えてみると…」とライバルのアイデアに味付けするだけで、相手の発言を封じるだけでなく、それが立派な自分の考えになるのだ。
・「Aくんはちょっとそそっかしいし、Bさんは仕事の内容はいいんだけど、いかんせん遅すぎる。となると
この仕事に適任なのは、君以外にはいないんだよ」とさりげなく第三者を登場させて比較する「間接強化」といわれるもので、直接ほめ言葉を言う「直接強化」よりも客観的な評価を下しているように感じられるので、説得力を増す。
・「わかりません」このひと言はマイナスになることも多いが、逆に、相手の優越感を満足させると同時にこちらの謙虚さも示してくれる、二重効果のある言葉なのだ。
・耳の痛い話をするときのテクニックとして、「糖衣話法」というものがある。聞きたくない情報(批判)を温かい言葉で包み、相手に無理なく伝えることが出来る。
・話の中に少なくとも10個以上の統計数字を入れることをオススメしている。「首都圏78.8%の家庭では……」などのように、細かな数字を用いることで、信頼性が増しているように感じられるのだ。
・「ここだけの話だが」とか「あなたにだけお話ししますが」というような言い方は、相手の信頼や自尊心をくすぐり、心をつかみやすい言葉だ。「すでにご存知でしょうが」と前置きするのも相手の関心を引きやすいテクニックだ。
・正攻法で説得してもなかなか耳を傾けてもらえないときは、「第三者の意見」を借りて自分の意見を言ってみるといい。「〇〇先生がおっしゃっていたように…」「〇〇博士のご意見によると…」「実際に使用した人の意見を聞きますと…」。
・「もっと」「さらに」「より」という形容詞の比較級には、人の自尊心が満足させたうえでより高い欲求をつくりだす魔力を秘めている。逆に、好まれない言葉は、「けれども」だ。
・42キロを一人で走りぬくマラソンランナーは最初から42キロ先を目標にしているのではく、5キロを一区切りにしてレースの転換を組み立てている。まず最初の5キロを乗り切ることに全神経を集中ささせ、5キロを過ぎたら、10キロ、15キロ、として最終ゴールへとたどり着く。これを「サブ・ゴールの応用」と呼んでいる。
これ!セミナーで使えるなあ…。(^^♪ ( ..)φメモメモ