またまた地理の本。大阪へは毎月のように出張している。雪国出身のワタシは、関西と関西弁は憧れるよねー!(╹◡╹)(笑)しかし、この本を読んで、全然、大阪のことを知っていなかった自分に気づいた。
「平城京の宮廷料理、恐怖の幽霊画の謎、日本一短い国道、大阪城お堀に潜む怪物とは…。「好奇心」を足掛かりに大阪・関西を歩く新しい「まち歩きのバイブル」。カラー地図・写真・アクセス情報満載」
この本は章のタイトルが異常に長い。それだけでも惹きつけられる構成になっている。たとえば……。
「大阪市章となった「澪標」とはいったいどんなものなのか?それはいまも現存するのか?」「「東京都の鳥」はユリカモメ。では「大阪府の鳥」は?そしてもっとも有名な「大阪府の鳥」はあの名画の中に!」「松尾芭蕉は大阪の超ど真ん中で亡くなっていた。俳聖の終焉地を示す石碑の理解しがたい謎がついに解けた!」「いま目にしている大阪城はだれが築いたものなのか?「太閤秀吉の大阪城」はどこに消えてしまったのか?」「大阪名物になるかもしれない、「うどん餃子」の味と実体は?」「奈良時代の貴族たちはどんなものを食べていたのか?再現された宮廷料理のその「醍醐味」に迫る!」「第二次世界大戦末期に大量に生産されながら、ついに発行されなかった「幻の硬貨」とは?」「医聖」と呼ばれた華岡青洲が、世界初の全身麻酔手術に用いた、幻の秘薬「通仙散」のいまだ解明されない謎とは?」「250万人もの遺骨で美しい阿弥陀如来像を造立。無形文化財にもなった「一心寺の骨仏」とは?」「シーボルトも謎に魅せられた、「日本三奇」の一つ。生石神社の「石宝殿」は、だれが、いつ、なんのために?」「奈良の鹿だけがどうして国の天然記念物なのか?その鹿たちが大仏の眼前で意味不明な謎の行動を!」「交通障害になるのになぜか動かせない謎の石。高槻の「思案石」にまつわる、謂れの真相に迫ってみると?」
そーかあ……。「一心寺の骨仏」はぜひ見てみたいなあ。来週も大阪に行くけど……観光の余裕はないなあ……。(笑)オススメです。