「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「地図にない駅」(牛山隆信)


カラー版 地図にない駅 (宝島社新書)


鉄道関係の本って、面白いよね〜!またまた素敵な本に出会いましたよ〜!(╹◡╹)


知られざる乗降施設である「信号場」「臨時駅」「仮乗降場」など、「地図にない駅」を紹介する本邦初のコンプリートガイド。時刻表や地図にも掲載されない各鉄道施設の現況を、写真で詳解するとともに、配線図などの資料も満載し、各施設の楽しみ方に迫る」そのエッセンスを紹介しよう。


鉄道王国日本、全国にはJRと私鉄を合わせて10,507もの駅が存在する。ところがその数にカウントされない「駅のようで駅でない」不可思議な施設も、数多く認められている。時刻表にも鉄道の案内図にも掲載されず、なかには地元の人にさえ認識されず、鉄道に従事する関係者にしか知られていない施設も少なくない。本書はそんなマイナーな存在にスポットライトを当てた、初の本格的なガイドブックである。


カテゴリーを「信号場」「臨時駅」「仮乗降場」の3部構成とし、詳細な資料と貴重な写真とともにう、今まで謎に包まれていた鉄道施設を解明することに尽力した。


信号場は信号施設と分岐器で構成される鉄道施設で、全国各地の路線に設置されている。乗客扱いをしないのが原則だがだろう。


基本的に路線図には掲載されないが、例外もあり、全国版時刻表に信号場名が掲載されていたケースもある。付近の宅地化や地元の要望によって、正式な駅に格上げされるケースもある。特に、国鉄が民営化されたとき、多くの信号場が駅に昇格している


その他、東海道新幹線三島駅は開業5年間は信号場だった」「三鷹駅相模大野駅妙典駅も信号場から駅に昇格」「東北新幹線唯一の信号場・鷲宮信号場(久喜市)」「国鉄・JRが設置した信号場」「国鉄時代に廃止、または駅に格上げされた信号場」「年に1日しか営業しない幻の体育祭専用駅」「1日だけ営業した臨時駅〜東声問(ひがしこえとい)」「ホームのない臨時駅〜浜中海水浴場」など。


全国の信号場を訪ねてみたーい!旅ゴコロを揺さぶる一冊。オススメです。(╹◡╹)



カラー版 地図にない駅 (宝島社新書)