物心ついたころから毎週見ている『笑点』。(^ν^)1966年5月15日にスタートして以来、 日本中を笑わせ続け、日本中から愛され続けてきた 国民的娯楽番組が、50周年を迎えたんだって。
その『笑点』の語っても語っても語り尽せない魅力の数々を完全コンプリートした一冊が、この本。 現メンバーへのロングインタビューはもちろん、 歴代司会者、歴代レギュラーメンバー全紹介、 演芸コーナーの常連、ゲスト紹介などに迫った「人物フィーチャー企画」、 50年を一年ごとに、こと細かく振り返った「ヒストリー企画」、 名場面&珍場面、コーナー企画、知る人ぞ知るトリビア企画など 「魅力をとことん掘り下げた企画」など、 360度全方位から「笑点」をこれでもか大フォーカス。 往年のファンには懐かしく、新しいファンには50年の歩みを一挙に把握できる まさに『笑点』ファン待望の一冊。そのエッセンスを紹介しよう。
・中でも人気を博したのが、歌丸と故・小円遊の掛け合い。小円遊が歌丸を「ハゲ!」と罵倒すれば、歌丸は「お化け!」とやり返す。どんどんエスカレートしていったバトルは大喜利名物となり大いに盛り上げた。
「新聞を読んでひと言」という問題が出たんですあたしがね「小円遊が殺されたぞ」って言ったんだ。そしたら次に小円遊が「小円遊を殺した歌丸が捕まったよって」と。それであたしがもう一回、「小円遊殺しの歌丸は無罪になった」って言ってやった。これがバカ受けしたんですよ。それがきっかけでどんどんエスカレートしていったんです。
・三遊亭好楽「歌丸師匠は大喜利の天才、神様。間のとり方、空気のつくり方、メンバーのまとめ方……。あんな人はもうなかなかでないかもしれませんね」
・三代目司会者三波伸介の名物は、座布団運びの松崎真を紹介するときの「陸に上がったトドの死体」「牛のよだれ」「カラスにつぶされた熟し柿」「玄界灘の鬼ヒトデ」といったフレーズは語り草になっている。
・笑点のテーマの歌詞
ゲラゲラ笑って見るテレビ ドキドキしながら見るテレビ
メソメソ涙で見るテレビ いろんなテレビがあるけれど
同じ見るなら笑わにゃ損損 笑う点ならそのものズバリ
それはご存じ それはご存じ 笑点だよ♪
ゴロゴロしながら見るテレビ ハラハラしながら見るテレビ
イライラ怒って見るテレビ いろんなテレビがあるけれど
同じ見るなら笑わにゃ損損 笑うポイントそのものズバリ
それは天下の それは天下の 笑点だよ♪
三波伸介、小円遊、大好きだったなあ……懐かしいなあ。YouTubeでも少し見られるよ。懐かしいなあ。ファン必読っ!オススメです。(^ν^)