「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「お盛んすぎる江戸の男と女」(永井義男)

   


お盛んすぎる 江戸の男と女 (朝日新書)


最近、ハマっている永井龍男氏の「大江戸の男と女シリーズ」この本もオモシロいよー!(・∀・)


江戸時代はセックスレスとは無縁だった。十五、六歳で初体験を済ませ、夫婦になったら毎晩色々な体位を楽しむ。夜這いはし放題、密通も日常茶飯事で、女郎 買いにもおおらかな社会。性風俗も吉原、岡場所から夜鷹まで百花繚乱。その裏には蔓延する性病や身売りなどの悲劇も、もちろんあった。江戸の性生活を、素人の部と玄人の部に分けて、浮世絵も交えながらしっぽり解説する」そのエッセンスを紹介しよう。


江戸時代、玄人と素人はもっぱら女を区別する呼称だった。玄人は遊女、芸者などである。素人は玄人ではない女。つまり普通の娘や妻である。素人の女は「地女」、「地者」ともいった。こと性に関するかぎり素人の女のほうが大胆かつ野放図といってもよい面があった。というのは、玄人にはそれなりの遊里のおきてがあったが、素人にはそんな制約はなく、いわば淫欲のおもむくままだったからだ。


性への欲望は江戸の男女のほうが現代人よりもはるかに大きかったし、しかも臆面もなく享楽していたからである。江戸の男女にはセックスレスや草食系などとうてい信じられないであろう。


・江戸の遊里はたんなる売春街ではなかった。娯楽が少なかった当時、男たちにとって最大のアミューズメント施設でもあった。とくに吉原は現代でいえば一種のテーマパークであり、江戸最大の観光地でもあった。


なるほど!勉強になるねー!φ(..)メモメモ 江戸時代に戻りたいなー!(笑)オススメです。(・∀・)


   


お盛んすぎる 江戸の男と女 (朝日新書)