「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「とんでもない」(鈴木のりたけ)

  


とんでもない


この絵本はケッサクだ。人は自分にないものを羨ましがり、欲しがる。ところがその人もまた自分にないものに憧れるのだ。


「ぼくはどこにでもいるふつうの子 ぼくにしかできないこと
ぼくにしかないすごいところ そんなのひとつも見つからない」


そんな男の子は、鎧のような皮膚を持つサイを、「かっこいい」という。


ところがサイは、「とんでもない!」


鎧のような皮膚には、思わぬ苦労がつきまとうようで……。


サイはぴょんぴょんとはねまわることのできるウサギこそうらやましいと言いますが、


ウサギはやっぱり、「とんでもない!」


ウサギは?クジラは?ライオンは?鳥は?キリンは?誰を羨ましがる?それぞれ「とんでもない!」



確かに、キリンは不便だよねーー……!家族で楽しめる絵本です。オススメです。(・∀・)!


  


とんでもない