「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「つかみ」の大研究 なぜ人を虜にするのか?(近藤勝重)

  


「つかみ」の大研究―なぜ人を虜にするのか!?


つかみ=客の興味をつかまえること。テレビでは最初の数分間のつかみが弱いと他のチャンネルに切りかえられるのだという。(・o・)


踊る大捜査線」、久米宏松坂大輔GLAY渡辺淳一タモリみのもんたKiroro、「鉄道員」、宇多田ヒカルSMAP、「スター・ウォーズなどから、人を虜にするつかみのイロハを学ぶ。そのエッセンスを紹介しよう。


・「かきくけこの法則」

かい=やりがい、生きがいを見つけて頑張りましょう
きい=奇異の意味で、個性をもちなさい
くい=悔いを残こしなさい
けい=尊敬のけい
こい=恋はいっぱいしたほうがいい


テレビでは冒頭の5分を面白く見せることができれば、次のCMまでの15分間は見てくれるといわれます。最初にお客さんの頭をガツンとたたいて、つかんでおく必要があり、脚本を直すときも、いつもそこに力を入れて読みます。


・テレビ欄では、「!」「!!」のほかに、秘 超 VS 生(ナマ)衝撃 絶叫 号泣 密着 史上最強 実録…… 

それと「大」の字を何にでもつけたがる傾向が大だ。

大暴走 大泣き 大騒動 大集合……


天童よしみのギャグは「きれいですか?」「きれい!」と声が返えると「ハッハッハ」と笑い「か細い体で一所懸命歌います」と思い入れたっぷりに言う。


・ステージで子どもを相手にしている歌のお姉さんによると、子どもへのインタビューで気をつけなければならないのは、返ってくる答えが「うん」「はい」で終わってしまう質問はなるべくしないことなのだそうだ。「夏休み、海に行って、楽しかった?」「うん」この場合「楽しかった?」とは聞かないで、「誰と行ったの?」「どこの海?」「何して遊んだの?」と聞けば、子どもからできるだけたくさんの言葉を引きだすことができる。


ノーパン喫茶がはやっていたころ、大阪西成に出現した「エミルマカノトーカス」(逆から読んで下さい)という店名の看板、「墓のない人生ははかない」という墓の広告、さらには「看護婦・OL・学生 いないのは婦人警官だけ」という愛人バンクのパンフ……。


「素の面白さんはかなわない=さんまのスーパーからくりTVのビデオレター、ご長寿早押しクイズ」は、いま思い出してもオモシロイよね〜!オススメです。(・∀・)


  


「つかみ」の大研究―なぜ人を虜にするのか!?