「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「男は女のどこを見るべきか」(岩月謙司)

  


男は女のどこを見るべきか (ちくま新書)


あっという間にお正月も三日目だね。いいねえ、飲んで食べて家族とのんびりして〜!シ・ア・ワ・セ〜!(・∀・)

さて、この本は、深いよ〜!男にとっての永遠のナゾ、女性について。φ(..)メモメモ

男と女の思考のしかたは、どう違うのか?当たり前だが、共通していることのほうが多い。だが、死ぬの生きるのという極限状態になったとき、それぞれの本質的な違いが出る。著者がこれまで十年以上にわたり行なってきた、「育て直し」の活動を通して見えてきた事実を開示していく。そして、男女の思考方法の決定的な違いを解明し、女性との良好な接し方を伝授する。男性読者必読の最新論考」そのエッセンスを紹介しよう。


男性にとって女性は常に不可解な存在です。神秘的存在でもあります。その理由は、男性は女性が理解できないからです。理解できない分、不思議に見えるのです。しかし、女性は、男性のことを神秘的だとは思っていません。また。男性を不可解な存在だとも思っていません。なぜなら、女性は男性をかなり理解できるからです。女性が理解できないのは、男性の強い性衝動くらいなものです。


女性のカンは、男性の想像をはるかに超えたすごいものです。観察力も男性の何倍もすぐれています。相手の仕草や表情から、男性の心のすべてを読み取ってしまうのです。誰も書かなかった女性の秘密を明らかにすることで、男性が、女性のどこをみて、どう理解すればいいのかをこれからお話ししたいと思います。


・女性はいつも男性の浮気を疑っているのではなく、怪しいと直感したときに行動を開始します。女性は無駄なことはしないのです。女性は、自分の直感を信じて生きていますので、ちょっとでも疑わしいと感じると男性に詰め寄って、自分の心が納得するまで疑い続けます。何ヶ月も何年も疑い続けます。その点。女性はとても気が長いのです。つまり、しつこいのです。


女性を甘く見てはいけません。女性をだまし通せるなどとは思わないことです。女性のカンをあなどってはいけません。たとえ一度は納得しても、完全に疑いが消えるまで、ヘビのように執念深く浮気の証拠を探し続けます。それが女性というものです。


女性が思考するときは、自分の感じる快ー不快を基にするということ、そして、女性は自分を不愉快にする人は悪い人、自分を愉快な気分にする人を良い人と解釈し、この解釈を前提としてものごとを考えるということです。


女性は安心が大好きです。その安心の源こそ、誰かとつながっているという確信、そして、夫から愛されているという確信です。女性は、安心した状態でないと人生を楽しめないようにできているのです。だから女性は不安を避け、安心を求めるのです。女性のほうが男性より何十倍も強いのです。


女性は、たとえ世界中を敵に回しても、自分を愛するたった一人の男がいれば、それでいいのです。実際、女性はそれで生きていけます。それが多くの女性の本音です。


女性は愛の貯金箱なのです。愛をたくさん溜め込んで最終的には多くの人から愛される人間になります。そして女神になるのです。


愛された女性は、人の幸せを見て悦びますが、愛されなかった女性は、人の不幸を見ると快感を感じます。愛された女性は、人を愛することが快感ですが、怒れる女性は、人をイジメることが快感になっているのです。人の幸福にイライラする人は、我が子の幸福にもイライラする人です。子どもの幸福に嫉妬する、という方法で子どもの幸福を破壊しているのです。


女性の不満の最大の原因は、愛されないことです。女性は孤独とさみしさが大嫌いです。愛されないことは、屈辱でもあります。イライラの原因です。


・幼児期に楽しい思いをたくさんした人は、快の体験を思い出しやすい体質になります。しかし、幼児期に不快や恐怖をたくさん味わった人は、不快や嫌悪の感情を思い出しやるい体質になってしまうのです。


女性は、自分にだまされているのです。男性にだまされたために失敗したのではなく、自分が自分をだましたために失敗しているのです。要するに、自分に都合のいいように解釈したり、自分に都合のいいように記憶を消したり、あるいは自分に都合のいいように記憶を書き換えたりした結果、心は矛盾だらけで複雑怪奇な状態になってしまうのです。そんな心で男性を見るので、ダメ男を素敵な男と勘違いしてしまったのです。


「あ、わたし、そういうのダメなの!」と、たいした理由もなく、激しく嫌悪の情をしめす女性がいますが、こういう女性は、独断や偏見、そして思い込みの強い怒れる女性と思って差し支えありません。要するに、人を褒めることをせず、あれもイヤ、これも嫌い、あれもダメ、これもダメと否定的発言の多い女性は要注意です。


なぜ、怒れる女性が増えてきたのでしょうか。男性が女性を愛さなくなったからです。そういう意味では女性は被害者であり犠牲者でもあります。男性の責任でもあります。なお、愛されて育った女性は、基本的に自分にだまされることはありません。自己欺瞞していないからです。恋人選びも間違えることはまれです。


・ですから「わたし、そういうの大好き!」「これも、とってもいいわね」というプラスの発言をする女性は、間違いなく愛された女性です。女性の特性をプラスに活用している女性です。とても受容的です。人をよく褒めます。そして、自分が女性であることを楽しんでいる女性です、要するに、あれも好き、これも素敵、あれもやってみたい、これもやってみたい、と意欲的な発言をする女性は、素敵な女性です。女性は、愛されれば愛されるほど、男性にとって最高の天使になっていくのです。


「愛されて育った女性の特徴」「愛されずに育った女性の特徴」リストは、参考になるなあ……。要チェック!オススメです。(・∀・)


  


男は女のどこを見るべきか (ちくま新書)