「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「図説 世界史を変えた50の武器」(ジョエル・レヴィ)

 


図説世界史を変えた50の武器


いつも思うのだけど、戦争はなぜ終わらないのだろうか。そして死の商人と呼ばれる武器製造メーカーは、なぜ存在しているのだろうか。(・o・)


さて、この本は、過去3500年にわたって人類がつくり続けてきた武器の歴史をひもといていく。豊富な図版とともに武器の技術仕様を解説し、戦争における役割などを詳述、その背景と存在意義を明らかにする壮大な武器の物語!その代表的なものを紹介しよう。



【石斧(せきふ)発明者:ホモ・ハビリス 約200〜300万年前】


石斧はおそらく、ヒト属が考案した最初の武器だったと考えられる。その出現と発達は人類の進化と密接に結びついており、おそらく本書に登場するほかのどの武器よりも、人類史に多大な影響を与えた可能性が高い。


【槍 発明者:ホモ・エレクトスまたはホモ・ハイデルベルゲンシス 少なくとも40万年前】


槍はただひとつの人類共通の武器で、あらゆる文化・文明で使用されている。これはおそらく【先のとがった棒】というそのもっとも本汁的な形態の単純さを考えると、当然なのかもしれない。


その他、「弓矢」「青銅器時代の剣」「馬とチャリオット」「バリスタ」「あぶみ」「ギリシア火」「初期の大砲」「天然痘(と細菌戦)」「ガトリング砲」「手榴弾」「毒ガス」「T-34 戦車」「Mk1「」リトルボーイ原子爆弾」「M18A1クレイモア対人地雷」「大陸間弾道ミサイル」「BGN-109トマホーク巡航ミサイル」「スマート爆弾」「UAVドローン」「ロボット」など。


へえ〜!こんなに武器の種類があるんだあ……と思いながらも、これが人類の歩んだ道なのかあ…と思うと不思議なカンジがする。この本、社会の教科書にするといいね。オススメです。(・o・)


 


図説世界史を変えた50の武器