「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「軽老モーロー会議中」(東海林さだお・赤瀬川原平)

先日、52歳になりました。昔は、50歳っていったら、もうすっかり「クソジジイの領域」だなあって思ったけど、若いころと変わらないよねえ。アタマの中はいまでも中学生です…。(*´ω`*)


さて、赤瀬川原平さんと東海林さだおさんの二人が語る、「楽しく歳を取る術」とは!?中でもミスタージャイアンツ長嶋茂雄さんのエピソードが爆笑!そのエッセンスを紹介しよう。


東海林 定年になった人は、最初に曜日の感覚がなくなっちゃうんだって

赤瀬川 それはあるだろうね。

東海林 その辺は怖いよね。要するに何曜日でもいいんだもんね。

赤瀬川 何月かもどうでもいい。季節だけは自然に感じて……。

東海林 だいたいでいいんだよね。「だいたい春だなぁ」とか(笑)。

赤瀬川 「春あたりだなぁ」(笑)巨人の長嶋(茂雄)さんって、ぜんぶ「あたり」をつけて喋るの。あれ、おかしいんだよ。

東海林 そうそう、細密ではないんだよね。

赤瀬川 俺、笑っちゃったのは、長嶋さんが監督やってない頃、テレビに出てたのね。アフリカで遠くにいる動物を見て、「あのスピードのないの、キリンあたりだな」って言ったの(笑)。

東海林 見れば分かるだろうって(笑)。それでやってきてるんだ、あの人は。

赤瀬川 だから、すごいよ。

東海林 今日は、一応、阪神あたりとやってるのかな(笑)。分かんないんだね。ダイエーあたりとやってるような気もするし、目の前にいるのも、女房あたり(笑)。

赤瀬川 還暦になったときに、記者に「ご感想は?」って訊かれたら「初めてだから」って言ってたし(笑)。


ああ〜!いい年をとりたいねえ。いいボケ方したいねえ。オススメです。(^_^)