テレビを見ると必ずといっていいほど、オネエ系やニューハーフ、女装タレントなどが画面を賑わしているよね。(・o・)
果たして男とは?女とは?性とは?何なのだろう!?と改めて考えてしまう。
さてこの本にそのヒントがある!!!自分の心と肉体の性別が一致しない性同一性障害の人たちおよび同性愛者(ゲイ・レズビアン)の手記、座談会などを掲載。差別から希望まで当事者がリアルに表現した。「性」を理解するための本。そのエッセンスを紹介しよう。
・私が初めて自分の性のあり方について語ったのは17歳の時のことだ。同級生との交際が哀しい結末に終わったことをきっかけに、男性にしか惹かれない心の葛藤を母に告白したのだ。中学一年の初恋以来、好きになる対象は決まって男性だった。
・自分が何者であるのか整理されてくるにしたがって、自分の内面を偽って生きていっても、心からの幸せは得られないのではないか?と思うようになった。男性として生きる努力はもう十分にしてきたと思った。それでも苦しくて仕方なかったのだ。
・無理をしたことももちろんある。旅行社のパンフレットに女性タレントの写真がある。それを持ち帰ってマスターべションを試みる。ハッキリいって全く無駄な努力だった。射精の瞬間には男の裸がよぎる。
・自分が同性を好きになる気持ちを「それでいいんだ、それで何も後ろめたいことはないんだ」と思えるまでには、すごく時間がかかりました。同性を好きになるなんて人間じゃない、おかしいみたいな言われ方を周囲の人間やメディアから聞き続けると、自信や自尊心がなくなっていくんです。
そうかあ…そうだったのかあ…。こんなに深刻なことだとは思わなかったなあ…。これらの人達への理解を深めるためには必読だね、オススメです。(・∀・)