「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「多面人格のすすめ 一恥二得で人生を拓く法」(高田純次)

ワタシが目指しているのが高田純次。あのテキトーさとオモシロさがたまらない!♪あんな年寄りになってみたいわー!この本は、1992年だから、ちょうど30年前。こんな本、書いていたんだねー!♪

 

「二重人格者は嫌われるけど、五重人格者にまでなれば面白い人」を信念に、普通でない人生を送る高田純次が、「知れた人生」を「可能性を秘めた人生」に変える秘密を伝授する人生訓」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・僕を含めた世の中の大部分の人は、トップでもなければビリでもない「その他大勢」組の「普通の人」で、早くから才能、根性に恵まれた「選ばれた人」ではないさして期待されていないし、責任もないのだから、法に触れなければ、何をしてもそいう咎められることはない。だったら、時間がかかっても、いろいろ試食して本当にやりたいことを見つけたらいい。案外、運が転がり込んで「選ばれた人」と同じ結果が出ることもあるのが人生というもの、というのが僕の実感。
 
「二重人格者は嫌われるけど、五重人格者にまでなれれば面白い人」というのが、僕の信念。つまり「多面人格」者になって、自分の中にたくさんの性格の引き出しをつくり、どんどんとそれを開けて物事の考え方を変えていくこと。どんどん恥をかいていけば、「知れた人生」が「可能性を秘めた人生」に変わる。遅く咲いても花は花で、回り道を楽しむことができるのは「普通の人」だけが持つ特権だと思う。
 
何かを一生懸命やったということがない。絵を描くのが好きだったといっても、絶対、画家になる、マンガ家になるという強い思いはなかった。学校でもそうだった。サッカー同好会に入っても、練習に打ち込んできたわけではなかった。ただ、皆とワイワイ言って、練習後にラーメンを食うのが楽しみだったにすぎない。
 
仕事に生きるのもご立派だが、オッパイのデカイオネエちゃんを口説いているときのエネルギーも尊い。このスケベ心がすべてに通じてくるのだ。それは大いなる好奇心というものだ。僕はナンパ体験からこんな発券をしたのだった。
 
僕は「たかだか純次」。まがいものの純金みたいなものだ。仕事をしてカネを貰うのは当たり前、いかに仕事をしないでカネを貰うかがサラリーマンの真骨頂
 
僕には主体性というものがまったくない右と言われれば右を向くし、左を向いていても一向に苦痛ではない。とにかく他人任せ。
 
体温の低いのが所ジョージ君なら、体温の高い男はビートたけしさんということになる。彼は所ジョージ君とは対極にいる。たけしさんの凄さは一言で言うと「好奇心の強いこと」につきる100年に一人のタレントと言っても過言でない。彼の記憶力は抜群である。お兄さんは北野大さんで、他の兄弟も、一家全員誰もが頭がいいと聞く。
 
・僕は、ある程度は自分に納得させて芝居をやめたつもりだった。しかし、挫折もせずに芝居に打ち込んでいる彼らを見ていると考えさせられた。「俺は、本当にやりたいことから目を背けてはいないか。夢があるなら、それに賭けてみるのもいいのではないか」
 
30歳まではあまり将来を決めなくてもいいのかもいれないと思う。30までの失敗はまたやり直すことができる体力も精神力もある。
 
・今にして思うと、僕はやりたいことを最優先にして生きてきたのではなく、ただ面白そうなことのみを優先して生きてきたようだ。今ははっきり言える。二つの道があったとき、どちらかが損か得か考えて決めるより、自分と、しみじみ語り合って、気持ちが燃えたほうに行くのが最善の方法だと思う。
 
とにかく僕のやってきたことはすべてが中途半端深い味わいはともかく、すべてのものをちょこちょこつまみ食いしたおかげで、僕を結構なグルメに育ててくれたと思う。5人の女の子がいたら全部の女の子とベッドまでご一緒したい。適当なサービス精神は旺盛だが、まず一つのことを達成しようとして死物狂いで努力するということが苦手だ。努力などという言葉はわが辞書にはない。
 
もう45歳。若いときから女房のオッパイを揉んでいるが、どうして俺は飽きもしないで女房のオッパイを揉んでいるのだろうと、ふと疑問に思うときがある。
 
僕が役者に魅力を感じるのは、何種類もの人間を演じることができるからである。心の中に、自分と違う人生を演じることで、別な人生が拓けるのではないかという期待があるからだ。僕には何かにつけて自分がいいめに遭うという妄想を抱く癖がある。僕が言う妄想というのは、自分なりの人生ストーリーをつくっていくことだ。つまりスポーツ選手がやっているイメージトレーニングを、自分の人生でやることなのだ。
 
 
「なんなんだ、この感動は?」「初めて興味を持てるものを見つけた」「最初で最後のサラリーマン稼業」など。

 

いいなあ。なんか通じるものがあるなあ!人生これからだなあー!オススメです。(・∀・)