「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「元女子高生、パパになる」(杉山文野)

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すごいタイトルだね〜!インパクトありすぎだね〜!先日読んだ乙武洋匡さんのこの本のモデルの杉山文野さんに興味を持って読んだ。

 

lp6ac4.hatenablog.com

 

「セーラー服を着ていた。30歳で死のうと思っていた。そんな僕に、こんな未来が訪れるなんて――。父として、LGBTQムーブメントのリーダーとして、仕事、家族、恋愛など社会の「普通」を問い直す、フミノの奮闘記」そのエッセンスを紹介しよう。
 
「元女子高生です!」と自己紹介する僕は、現在39歳。ハゲつつある頭皮を気にしながら子育てに励むおじさんである。これでも昔は日本女子大学の附属校に、セーラー服とルーズソックス姿で通っていた。15年続けたフェンシングでは「女子」として日本代表選手も経験した元アスリートでもあるのだが、40歳を目前として、腹回りの肉もとれず、ますますおじさん化が進むばかり……。だが、戸籍上はいまだに「女性」である。
 
・本書では僕がこれまで「普通でありたい」と動き続けて、ようやく形になった4つの大きな出来事、東京レインボープライドのこと、同性パートナーシップ条例のこと、パートナーとその家族のこと、子どものことーを中心に描いた僕のこの15年の気持ちの整理を兼ねた活動記録、といったところだろう。
 
何のために生きるのか?どんな自分になりたいか。自分がもっと自分らしく生きるために、何を大切にすれば良いのか?元女子高生がパパになるまで。その答えを探しつづけた。みなさんにとって、改めて自分を探すきっかけになれば嬉しい。
 
・10代の頃の僕は、自分が女性として歳を重ねていく未来を全くイメージできなかったし、かといって男性として生きていくという選択があることも知らなかった。「僕は大人になれないんじゃないかな」「大人になる前に死んじゃうんじゃないかな」「どうせ死ぬなら、早く死にたいな……」表向きは明るく振る舞っていても、心の奥ではいつもそんなことばかり考えていた。
 
「どれだけ多くの人に出会うか、どれだけ多くの活字を読むか、どれだけ長い距離を移動するか、この3つによって人は成長する」僕は、幼少時よりオカンにこう教えられて育った。
 
・「おう杉山!久しぶりじゃないか!元気にしてたのか?いやぁ、おまえ全然変わんないな!変わったの、性別くらいだな!と先輩がサラリ。「性別くらいだな」って(苦笑)。

 

いま、性の多様化が進んでいるけど、いいことだね。人それぞれ違っていいもんね。LBGTQについて考えさせられるなあ。オススメです。(・∀・)

 

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