「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「指導者の器 自分を育てる、人を育てる」(山下泰裕)

いまでも忘れられないシーンがある。それが、ロサンゼルスオリンピック、柔道の山下泰裕氏の金メダルのシーンだ。(・∀・)今でも思い出すたびに泣ける……!(T_T)

さて、この本は、氏の指導者としての勝負哲学!そのエッセンスを紹介しよう。


・私は、人生にとって大事なことの大半を柔道から学びました。現役時代には勝負に勝つことにこだわりました。指導者になってからは、それだけではいけないことに気づきました。人生においては、勝利よりも大切なことがたくさんあります。他人に勝つことだけを目指していると幸せな人生を送れないのではないか。そう考えるようになりました。自分が自分らしく生きて、花を咲かせる。他人より勝っているとか、劣っているとか、そんなことを気にしないで、自分の信じる道を行く。そうすることで、心が豊かになり、幸運にも恵まれると思います。


人が一番よく聞くのは、誰の言葉でしょうか。それは自分自身の言葉です。ほかの人に言われた言葉より、自分が心の中で言っている言葉を一番たくさん聞いています。口に発してなくても、脳は自分の言葉を聞いているのです。だから、自分自身の心の言葉を良くしていくことが、人生を良くすることにつながると思います。


人が生きていると、いろいろなことが起きます。起きたことに「色」はついていません。何色にするかは、自分自身が決めることです。起きたことに喜びの色をつけるのか、希望の色をつけるのか、満足の色をつけるのか、不平の色をつけるのか、慢心の色をつけるのか、自分の気持ち次第です。起きたことをどうとらえるか。その選択肢は、自分の側にあります。すべて自分で決められるのです。自分で色を塗れるのです。


・対戦競技の勝ち方は、突き詰めれば二つしかありません。第一に、自分の実力を出し切ること。第二に、相手に実力を出させないこと。

なるほど!φ(..)メモメモ 名言集がいっぱいです。オススメです。(・∀・)