「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ふりまわされない 小池一夫の心をラクにする300の言葉」

 


ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉


この本はスゴい、響く……今年読んだ本のベスト10入りは間違いない。名言集のオンパレードだあ!!!(・∀・)!!!


「人間関係、負の感情、人生の不安……ツイッター(@koikekazuo)フォロワー数40万人突破!80歳の著者による、悩みが一気になくなる300の言葉。ツイッターの「いいね」数上位のつぶやきを中心に厳選した“人生が好転する"“今やるべき答えが見つかる"“心がラクになる"言葉」そのエッセンスを紹介しよう。


・人とのコミュニケーションって、そンなに難しく考えないほうがいい。
伝えたいことがあるときに話しかけ、話を聞いてもらい、話すべきことがないときは口を閉じる。
無駄口は叩かない。沈黙も会話のうち。そして人が話しているときは真剣に聞く。
基本はただそれだけ。饒舌だけがコミュニケーションではない


・新しい出会いはいいね。自分の固定観念を壊してくれるし、共感することはお互いに深められるし、足りないことは補い合える。ただ、付き合いのルールがある。
損得勘定を前提としないこと。礼節を持って平等な関係であること


人と付き合うことは、自分と違うことを「我慢する」ということだ。もっと、その人のことが好きになると、自分と違うことを「我慢する」が「楽しい」に変わる。自分との違いが楽しめる。
最初の「我慢する」が我慢できなくて、人と付き合えないのはもったいない。


他人に「完全」を求めないこと。自分自身が「不完全」なのだから


・あなたは、誰かの怒号や罵倒やけんか腰の態度に「ああ、そうだな、この人の言う通りだ」と納得したことがありますか?僕は一度もない。人の心を動かそうとするためには、
自ずと言葉と態度は、丁寧で、誠実になるはずなのだ。だから、攻撃的な態度で望んでくる人に自分が対応する必要はない


・はやり、人間同士だからどうしても相性が悪いとか、生理的に嫌いということもあると思う。
だからといって、その相手を攻撃するはないンだよ。嫌いなものを好きになるのは無理だけど、
「放っておく」という対処法が最良だといいうことも多いと最近感じる
「無関心」ではなく、あえて放っておく。


「さよなら」を恐れることはない。一つのさよならは、次の「はじめまして」に繋がっているから
はじめまして、が多い人生は楽しい。


「やさしい人」って一括りにしてしまいがちだけど、二種類いるンだよね。元々、やさしい両親のもとでやさしく育てられたやさしい人と厳しい環境だけどやさしくあろうと決心した人。
どちらにせよ、この厳しい世の中で、やさしい人というのは、やさしくあろうと、一瞬一瞬努力している人なのだ。


・特別嫌なことをされたのではないが、後味の悪い人っている。それはね、やはり、相手に悪意があるンだよね。
僕は、そういう人のことを「人味が悪い」って言っている。いくら笑顔で対応されても、人味が悪い人は、後々、本性を出してきて、
結局嫌な思いをすることになるので、近づかないに限る。


他人に言いにくいことを言うときは、できるだけ短く、率直に、素直に話すのだ。
言い訳をぐだぐだと長く、というのが最悪のパターン。この「短く・率直・素直」という法則は、人生のあらゆる場面で役に立つ。


・心配事の9割は起こらない。幸せの9割は起こる。


・スランプのとき、心を復活される方法を訊ねられたのだが、もうね、はっきり言えるのは「人」に会いに行くこと
面白い人、刺激的な人、挑発してくれる人、とにかく、人。閉じこもってしまうのが、一番スランプの治りが悪い。
僕は、勝手に「人薬」と呼ンでいる。人に傷つけられたり、人のせいで病ンだりするンだけど、癒やしてくれるのも、治してくれるのも、結局「人」なンだよね。人薬、オススメです


短所を直せというけれど、短所は持って生まれた性格なので治りません。対処法を学ぶだけ。直すべきは、短所ではなく、人としての欠点だと思う。短所と欠点は違う


「大きなこと」は結局、「些細なこと」の積み重ね。良い意味で大きなことを成し遂げるには、些細なことで積み重ねるしかないし、悪い意味で大きなことにならないためには「些細なことのうち」に解決しておくのだ。「些細なこと」をおろそかにするとロクなことにならない。


自分の一番良かったときの能力を、自分の実力として認識するべきではない。アベレージの能力が、自分の脳力だと認識するのだ。実力以上の一番できたときを、自分の脳力だと設定すると、大抵、日常につまずく。


世の中や、自分の心は驚くほど簡単で、ただ、自分がそれをできないことや、やらないことの言い訳が複雑なだけ


・もっと好きに生きるべきだ。嫌いなことで成功した人を見たことがあるかい?好きを突き詰めた先に、成功がある。好きなことだから頑張れる。もっともっと、好き勝手に生きていい。


才能とは、続けること。続けられること


人は、嘘をつくことで、運に見放される。正直でいることで、運を溜め込んでいる。これは非常に重要な人生の真理である。


何か判断に迷ったら、人として美しいほうを選べばいいよ。80の実感と体験として。


・どンなに綺麗な薔薇の花束を貰ったって、棘が残っていたら傷つくし、血も滲む。自分が誰かに言葉を発するときも、言葉の棘がちゃンと抜いてあるか、確かめてから言葉を送るのだ。薔薇も言葉も一緒


・「後悔」という言葉があるけれど、僕は「前悔」という造語を作っている。やってしまったことの後悔は、どンどン小さくなるけれど、やらなかったことの後悔は、どンどン大きくなる。それが「前悔」


時間の一番の節約は、急ぐことではなく、確実にやることです。「悠々として急げ」開高健さンの言葉です。時間に追われて、仕事が雑になりそうなときは、この言葉を思い出します。


「話し合えば分かる」と人が言うとき、それは、話し合えば「自分の主張が通る」という意味で使うのだ。話し合って、相手の意見を尊重するという意味ではない。だから、僕は「話し合っても分からないでしょうから、落とし所を見つけましょう」と言う。


男がモテる方法

1 旅に出ろ
2 本を読め
3 人の悪口を言うな
4 余裕を持て
5 安くて美味い店をたくさン知っとけ


「年を取る」と「年を重ねる」の違いに気が付いたときから、年を重ねていくことができるようになる。年を取るのは自動ドアだけど、年を重ねるのは、自力で重い扉を開けていくということ


僕が今まで出会った「天才」は、皆、優れた「観察者」であった
逆に言うと、優れた作品を作り上げたければ、「優れた観察者」でなければならない。鈍感な者に優れた作品は造れない。絶対に。


・僕は、生きるための極意は、「リラックスした人生」だと思う。戦わなければならないことも、怒りの声を上げなければいけないことも多々あるけれど、基本姿勢はリラックスして気持ちに余裕があること。深刻になり過ぎないこと。これはね、とても大事なこと。


・たった一つの悩みに、たった一人の嫌いな人に、たった一つの失敗に、人生を台なしにされるのは、もったいないと思いませンか?1000のうちの、たった一つや二つが、残りの999や998に影響されるのは、すごくもったいない。


・80年近く生きてきて分かったのは、人生最高の栄誉ある言葉は、「あの人、人生楽しンでるね」なンだよ。


幸福の感情は伝染する。だから、僕は、自分が幸せになることで、その幸せを伝染させたい。


深イイ……。言葉で人生が変わるかも!?超オススメです。(・∀・)


 


ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉