何だろう?このタイトルは?「生きる」じゃないのか!?「生くる」?とは何ぞや!?
「還れ、日本人の心に。物質文明に惑わされ、生きにくい時代に切ない涙を流す現代人へ「生(いのち)の完全燃焼」を激烈に問う」そのエッセンスを紹介しよう。
【わからぬがよろしい】
現在の私は、どんな理屈も考えないし、考えようとも思っていない。それでいて、自分の中は何事でもわかっている。わかろうとしないから、逆にすべてが自分の中ですぐにわかってしまう。偉そうな意味で言っているのではない。わからなくていいと思っているから、全部がわかってしまうとしか表現できない。正しいのか。理屈としてあっているのかは、考えもしないのでわからない。わかろうとしないほうが、かえって物事の本質がわかるようになってきた。そうしてわかってきた物事が自分自身を活かすための原動力となり得た。
現代人は物事を理解しわかろうとし過ぎる。人生や人の心、果ては、あの世から宇宙そして未来にまで及んでいる。だが、我々には本当のことはほとんどわからないのだ。わからないから、人生は楽しくて面白い。理解して理論や知識を放擲(ほうてき)して、全身全霊で物事にぶつかっていくとすべてがわかってくる。
ひとたび環境をすべて受け入れると、その中に何と多くの恵みがあるかに気がつきだした。自己の人生を甘受した時、私の中で物事をわかろうとする強烈は性癖が、急速に減退していくのを感じた。
次に私は、自分が今まで人の恩と情だけによって生かされてきたのだと気づき出した。物事をわかりたい、知りたいと思う欲望だけの私を、何と多くの人々が見守りかかわってくれていたかに気がついたのだ。
そうだよねえ…なんか分からないけど、分かるなあ…オススメです。(・∀・)!