「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「夫とはできない」こと(亀山早苗)

またまた亀山早苗さんの本。どのページも衝撃的な内容だ。(・o・)


「人を好きになるのは罪ですか? 結婚生活は、いわば失恋状態といって過言ではないのかもしれない。そんな妻たちは誰もが「婚外恋愛予備軍」。「したいから好き」なのか「好きだからしたい」のか


「結婚している女性が恋に落ちる」その「恋に落ちる」背景には何があるのか。恋に落ちたとき、彼女たちは何を思うのか。恋愛相手に何を求めているのか。そして夫との関係は変わるのか、恋の結末はどうなるのか。さらに結婚と恋愛を、彼女たちはどう分けるのか。そのエッセンスを紹介しよう。



・もし夫との関係に家族プラス恋人同士の雰囲気があったとしたら、恋には落ちなかったかもしれない。夫を愛してはいても、恋せなくなったから、恋愛が忍び込んできたとも言えるような気がします。ただ、長年、夫婦をやっているふたりで、いまだ恋人同士の感じの残している人たちがどのくらいいるのかわからないけど。(40代女性)


今は心から『私は幸せ』と言える。それは恋愛しているからなんです。変な言い方だけど、これですべてすべて完成した、というか。贅沢な話だというのはわかっている。だけど、恋愛がないときの私は、どこか満たされていなかった。どう言ったらいいのかな、幸せなんだけど、どこかいつも『本当の私の人生、これでいいの?』という気持があったんです。でも、今は違う。もちろん、相手にも家庭がありますから、どちらかの配偶者にばれたら大変なことになる。子どもたちを傷つけることにもなりかねない。危険なことをしているんですよね。それでも『好きな人がいる』という充実感があって、ようやく自分が生きているという実感をつかめたような気がするんです。(38歳女性)


自分に恋愛が降ってくるなんて考えてなかったから、猪突猛進してしまった。もちろんあれはあれで後悔はしていませんが、もう少し余裕をもって恋愛してもいいんじゃないか、と。大人なんだから、友情と恋愛のぎりぎりを楽しむようなことなら、私にもできるかなあと思っているんです。


・なぜ夫以外に、彼が必要なのか。そこがどうしてもわからない。そう言うと、彼女自身も首を傾げてしばらく考えこんでしまった。「わからないんですよね……。とにかく好きになってしまったから」


主人は私の体の一部みたいなものです。彼は、いつもそばにいてほしい恋人。どちらが大事なんて言えない。私にとっては、完全に別々の土俵にいる人たちだから。


私は今まで友だちにさえ、この恋愛のことは打ち明けていません。誰も知らないこと。おそらく、彼も誰にも言ってないでしょう。誰かに言ってしまうことで、この関係が壊れるのが怖かったんです。今回、ようやく話す気になったのは、こいう恋愛もあると知って欲しかったからかもしれませんね。生涯、当事者だけの秘密にしておくのは、ちょっと寂しいと思ったんです。かといって、かえって知っている人には話せない。だから話してみようと思いました。


・ひょっとしたら、あなたは結婚していながら恋愛をしている女性だろうか。その恋愛を、やめろとも続けろとも、私には言えない。だが、ひとつだけ思うのは、「愛した人を大事にしてほしい」ということ。大事だからこそ、どういう道があるのか、その選択と決断をするのは、あなた自身。人生、後悔しないために、あらゆる角度から考えた上で、自分の幸せを作っていてほしいと願っている。


恋愛がなければ、これほどラブソングが誕生していなかっただろうねえ。ただ言えることは、恋をしている女性はキレイだということ。オススメです。(・∀・)!