「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「夫は犬だと思えばいい。」(高濱正伸)

実に衝撃的なタイトル!そうだよ!そうだよ!女性も、男性も、こんな風に考えたら、性差の違いがよく分かるんじゃないないかな?そのエッセンスを紹介しよう。


・ここに悩んでいるひとりのお母さんがいます。「こんなに私が一生懸命話しているのに、なぜ夫は聞いてくれないのか?」そもそもの落とし穴の第一歩は、彼女の期待のしすぎにありました。お母さんが「話を聞いてくれない」と悩むのは、「聞いてくれるはずだ」と思っているからです。「同じ人間」だと思うからいけないのです。「犬」だと思えばいいのです。


犬が散歩したいということに対して、「私は今日、散歩はしたくないんだよね」「明日は行くから今日はやめようよ」と交渉を持ちかける飼い主は、ひとりもいません。犬というのは散歩がしたいものだ。私たちは何の疑問も持たずにそう思っています。犬が尻尾を振っていれば、「喜んでいるのだな」と理解します。犬なのだからしかたがないですね。


ためしに「夫を犬だ」と思って見てください。真っ先においしいものを出してあげる。ほとんどそれだけで忠誠を誓うのですから、ラクなものでしょう。家族でレストランへ行ったら、「まずお父さんからね!」これだけでいいんです。日曜日に家でゴロゴロしているのだって、同じです。犬はゴロゴロするものです。褒めるのも効果的です。「お手」ができたら、撫でてあげる。ここいちばんのときに、「あなたのおかげですよ」「尊重していますよ」と、ひとこと付け加えればいいのです。だって、男だもん


・お父さんたちに「お母さんから言われて、イヤだったひとこと」


「あなたは何も分かってない」

「はぁ?」(思い切りイヤミっぽく、蔑んだ感じで)

「あなたは息抜きできていいね!」

「私の話を聞いていない」

「私だけががんばっているみたい」

「大事なことをいつも言ってくれない」

「だらしない」

「子どもがマネをするでしょ」

生ゴミをまとめて!」

「いつも何も聞いてない」

「家事をしない」

「なんで洗濯物、たたんでないの?」

「子どもがいなかったら離婚する」

「お金が足りない」

「いつも働いていて家にいない」

「仕事だけしれてばいいと思ってる」

「汚い」

「臭い」

「お父さんは何もやっていない。私が全部やっている」

「ちょっと、聞いてるの!?」

「太った」

「話を聞いている?聞いてないでしょう!」

「いつも物を出しっぱなしにしてる」

「バカじゃない?」

「なんで◯◯なの?」

「疲れてるの?」

「それじゃ息子といっしょじゃない!」

「……」(無言)


この他に、「つらくて、思い出したくない」という答えも。


お母さんたちは、お父さんの次のようなひとことにイライラを募らせています。


「で、何が言いたいんだ?」

「この前言ってたことと、話が違うじゃないか」

「だから前にも言ったじゃないか」

「言ってることが矛盾している」

「要するに、どういうことだ?」

「結論を言ってくれ」

「それは(子どもより)お母さんのほうが間違っている」

「どうしてほしいわけ?」

「冷静になろう」

「そう思い込んでるだけじゃない?」

「感情的になってるんじゃない?」

「そんな大げさな」

「そんなことも分からないのか?」

「何をイライラしているんだ!」

「よく、そんなに怒れるね」

「今、話さないといけないことか?」

「今すぐにやらないといけないのか?」

「我慢すればいいじゃない」

「大したことじゃない」

「しょうがない」

「これだから女は……」

「あ、忘れてた」

「別に」

「忙しい」

「面倒くさい」

「任せるよ」

「うん」「ああ」(上の空でやる気のない返事)

「……」(無言)


この本で、男性は女性を、女性を男性をより理解できるためのヒントが得られるよ。オススメです。(・∀・)