「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「「フルベッキ写真」の暗号」(齋藤充功)

誰もが一度は見たことがあるだろう、一枚の「古写真」―「フルベッキ群像写真」と呼ばれ、歴史 ファンの間では“謎の写真”とされてきた。果たして維新の偉人は映っているのだろうか!?謎を追い求めた筆者がたどり着いた真実とは?そのエッセンスを紹介しよう。



西洋人の親子を中心に、その周囲には髷を結い刀を携えた44人の日本人が写る一枚の古写真ー「フルベッキ群像写真」と呼ばれる古写真が存在する。この写真には、幕末の英傑だけでなく、後に明治天皇のすり替わる大室寅之祐という謎の人物が写っているとまで言われた。

坂本龍馬西郷隆盛高杉晋作横井小楠大久保利通中岡慎太郎伊藤博文勝海舟、公卿の岩倉具視、はては明治天皇の替え玉と称される大室寅之祐…。これらは真実なのか!?


フルベッキ写真に写された人物のなかで、明治天皇の「替え玉」とされた「大室寅之祐なる人物を「法人類学」で写真から鑑定するという手法で検証している、


伊藤博文孝明天皇明治天皇の関係ーそしてここにあの「フルベッキ群像写真」がリンクしてくる


明治天皇の側近だった田中光顕が明治天皇孝明天皇の皇子ではない。睦仁親王孝明天皇崩御と同時に即位したとなっているが。実は。その睦仁親王は暗殺されて、入れ替わったのが後醍醐天皇の玄孫にあたる光良親王の御王孫である大室寅之祐であると生前語っていたというい伝聞が残っている。


大宅壮一「実録・天皇記」には〈明治の新政府が出来て間もなく、16歳の少年天皇が、わがままをして“元勲”たちのいうことをきかないと、西郷隆盛は「そんなことではまた昔の身分にかえしますぞ」といって叱りつけた。すると天皇はたちまちおとなしくなったという話が伝えられている〉という記述がある。


特に、田布施シンジケート」「もう一枚のフルベッキ写真」「禁断の盗撮写真」は衝撃的だ。うーん…本当だろうか…これらの本を読み比べて真実を突き止めてみたい。オススメです。(・∀・)