「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「家元を笑わせろ 笑うべきか死ぬべきか、翔ぶべきか」(立川談志)

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枕が低くて寝られないときはこの本を使えばいい。656ページっ!!!立川談志師匠のマクラがコレっ!(笑)思いつく間に拾い出し、集め直したジョークは、この三倍はあるのだという。
 
「時間・空間を縦横に旅してきた家元が伝える笑いのミシュラン世界の傑作ジョーク全1012話」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・「新聞取ってくんない」と女房。「亭主を使うほど、大事なこと書いてあるのか」と家元。
 
・三日も家空けて帰ってきて、「あら、あんた、今ちょうど救急車呼んだとこよ」「なんか僕に事故があったと思ったの?」「事故はこれからよ」
 
性欲に狂気が加わったのが恋愛である……(家元)
 
・海岸で、「ペッ、ペッ……砂が……口に……」「ポケッと裸なんか見ながら口ィ開いているから、砂が口に入るんだ」「違う、彼女が砂浜に座ってたんだ」
 
・恋人どうしの二人が遊びにきた。「叔母さん、お邪魔します」「ごゆっくりどうぞ。まだ食事まで時間があるから、二人で庭でも散歩してらっしゃい」二人は庭へ出た。
「食事よ」の声に、二人は家の中に戻ってきた。「叔母さん、庭の芝生が伸びすぎてるよ」「そう」「叔母さま、月がとっても綺麗だったワ」「アレっ、あなた方、一緒にいたんじゃないの?……」「一緒にいたんだけど、見る位置が違ってたんだよネ」
 
・「あそこでキスしてる二人な」「知ってるよ。二人は結婚してるんだよ」「結婚してるとあんなに情熱的になるかネ?」それぞれ相手が違うがね」
 
・美男が病院に来た。「先生はおいでですか?」院長の女房、居ませんけど、どうぞ」
 
・若いお嬢さんが、主治医のドクターの処に駆け込んできた。先生の処にあたしパンティ脱ぎ忘れてませんでしたか?……」ええ、ここにとってありますよ」「まアよかった!あたし、ことによると歯医者さんのとこへ忘れてきちゃったのかと思って…」
 
「博士の今度の辞書はほんとに結構ですわ。第一淫らな言葉が一つも入っておりませんもの」「奥様、あなたはそういう言葉をお探しになったのですね!」
 
・女の子の後を追っかけた。娘は早足になった。男も速くなった。すると娘はふりむくなり、「なぜあたしの後を追っかけるの?」君の顔を見たら、僕もなぜだか判らなくなったよ」
 
・「ねえ、君。一つわからないことがあるんだよ。いったい女は、金が沢山あったら、何に使うんだろう?タバコは吸わないし、酒も飲みたがらない。それにい自分が女なんだからなあ」
 
・「……この件で正しい判断をくだすためにも、あたなに、奥さんが言ったという暴言を、すべて話していただかなくてはなりません」「承知しました、裁判長。しかし、あなたはほんとうに五時間も暇がおありですか」
 
・「“社交クラブ”だって?それはどういうクラブだ?会員はどういう人達がいるのかネ?」「エーと、ジョージがいわわ。お父さんも彼を知ってるワネ。それから……それから……」「それから、ほかに誰?」「ええ……それから……えーと、あたし」
 
「え?贋札ですって?それならあたし、暴行されたんだわ?」
 
・彼女は三人目の子どもを身籠っていた。朝、新聞を読んでいたが、「あなた、大変よ」「どうしたんだ」「ほら、新聞(ここ)に書いてあるわ。生まれる子供の三人に一人は中国人だって
 
・「始めは硬いんですが、口に入れてしゃぶったり、噛んだりしてると段々に柔らかくなるモノ知ってる?」「逆じゃないのか」「いや、チューインガムだよ」
 
・「あんた、ポケットに入ってたメモに、“マーガレット”って書いてあったけど、誰……誰なの?」「誰って……つまり……マーガレットっつぁ、馬の名前だよ、競馬の……」亭主が出張で十日ばかり出かけ、帰ってきた。「留守に何かあったか?」「馬から電話があったよ」
 
兄妹でデキちゃった。「お前は母親(おふくろ)よりいいね」「お父さんもそう言ってたワ」
 
・「今日は主人が釣りに出かけたの。だからゆっくりしていってね。で、奥さんには何と言って出てきたの?」「釣りに行ってくるからって」
 
・「ママ、どうして花嫁さんはみんな白い衣装を着ているの」「結婚式の日は人生でいちばん幸せな日だからよ」「じゃ、ママ、どうしてお婿さんはいつも黒い衣装を着るの?」
 
・失業者が職業安定所で「私は結婚していて子供が十四人いるんです」「他にできることは?
 
「どうもこの子嘘ばかりついて困るんですよ。将来何にしたら……」「政治家にしたら」
 
・西部の街のバーに荒くれ男がカウンターで力競べ。中の男がレモンを一個ぐっと握って中の汁を絞り出した。「誰かこの後一滴でも汁を絞り出したら、俺は一杯奢るよ」隅のほうから、貧相な小さな男が「私がやろう…」絞ったら、何と、一滴、二滴……と汁が出た。「驚いた力だな……あんたは誰だい」「税務署員です」
 
・「なんで、ブランデーをストローで飲むんだい」「家内と約束したんだよ、“決してグラスを口にしない”ってネ」
 
・「ミルクがないよ」ウェイトレスがブラウスのボタン外して、コーヒーカップにミルクをチュッて入れた。「ミルクだったからよかったけど、もしビールがないっていったらあいつ……」
 
・「サーカスでいったい何をやるつもり第?」「小人になるんだよ」「小人にしちゃデカすぎるな」「そこだよ。世界でいちばん大きな小人”で売り出すんだ」
 
「先生震えてすいません。なにしろ初めての手術なんで」「わかるよ。俺もそうだもの」
 
・「あなたはいつごろから自分を犬だと思うようになったんですか?」「子犬のときからです」
 
・若い未亡人が病院に。「では着物をお脱ぎください」「どうぞ先生からお先に!」
 
・「あなたは八十六歳でしたね。最後のSEXはいつでした」「今朝の三時です」
 
・パリの女とモスクワの女が会って、「パリの女性はパンティを一人平均何枚持ってんでしょうか」「さあ、いきなり言われても困るけど、まあ最低七枚は持ってるでしょう。履き替えますから、月、火、水、木、金、土、日……と」「モスクワの女は十二枚持ってますよ」「そうですか」履き替えますからね。一月、二月、三月、四月……」
 
「お嬢さん、着物を脱いでください」「先生、診ていただきたいのは母親の私なんです」「では、舌を出してください」
 
・「大変大変、お父さん、僕、占い師にお父さんのこと占てもらったらネ、お父さんは明日の朝死ぬんだって……」「そんな占い当たらないよ」「でも心配だなァ……」朝が来た。「ホラ、お父さん元気じゃないか」「ウン、学校行ってきます」ドアを開けたら牛乳配達が死んでた。
 
・客が「トイレットペーパーがほしいんだがね」「トイレットペーパーは切らしているんですが、サンドペーパーで…」
 
・「先生大変です。うちの坊やが万年筆飲んじゃったんで。すぐ来てくれませんか」「ちょっと混んでるから三時間くらいかかりますね」「三時間!その間どうしたらいいんですか」「鉛筆でいいでしょう」
 
・散歩に行くとき、ドアに「外出中」の札を掛けていったが、帰ってきて「外出中か」と引き返していった。
 
「毎日、新聞に有名人の死亡記事は出てるが、どうして有名人の誕生の記事が出ていないんだろう」
 
・「愛のない結婚」もあれば「結婚のない愛」もある。(フランクリン)
 
・「最初の人間の名前は何と言ったか知ってるね」「ハイ、アダムです、先生」「よろしい。で、その奥さんは」マダムです」
 
・「ベートーベンの九番目を知ってるかい」「いや、知ろうとも思わないよ。あの男がなんべん結婚しようと、俺の知ったことじゃない」

 

いや〜使える、使える。さっそく使ってみましょう。φ(..)メモメモ

 

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