「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「下ネタの品格」(文藝春秋編)

周りを明るくしてくれる大人の潤滑油でもある「下ネタ」(・∀・)!この本は、大真面目に、作家、学者、評論家が下ネタについてまじめに語ったネタ本。そのエッセンスを紹介しよう。


(西木正明)古い話なんですが、伝説のオマンコ事件というのがあるんです。(笑)梶山季之さんと柴田錬三郎さんという流行作家二人が講演会に行って、二人とも博打が大好きだったんで、一日目に勝負して梶山さんが当時のお金で四十万円ぐらい負けたんです。今だったら四百万円ぐらい。そこでシバレンさんが「梶山、おまえ、明日の講演で、『オマンコ』と言ったら、その四十万円全部帳消しにしてやる」と。絶対言わないだろうと思ったら、梶山さん、言ったんですよね。「私の小説なんか、しょせんオマンコみたいなものでございます」とやった。お客さん、一瞬、唖然として、下を向いた人と、クスクス笑った人と。


三木武吉という政治家がいて、あるとき、あんまあり身持ちがよくないというので、国会で表立って、「あなたは国民の範となるべき存在なのに、奥さん以外に女性が二人もいるというふうに承った。それについて何か反省すべきことがあるんじゃないですか」と質問された。三木は、「お答えいたします。あなた、人に物を聞くときは正確に聞いてくれ。今、あなたは二人とおっしゃった。私には五人いる」と言って(笑)それでもう話が全部終わっちゃった。


中でも石田衣良村山由佳の対談はオモシロイ!!大真面目に「下ネタ」を語ろう!オススメです。(・∀・)