酒場のギター弾き 小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「歌、いとしきものよ」(星野哲郎)

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いや〜また良い本を読みました〜!演歌作詞界の大御所、星野哲郎さんが語る歌とは?詞とは?ひとつひとつの名曲のタイトルだけで思い出すなあ。あの時代をあの空気を。

 

「歌にふるさとがあるとしたら、それは作詞家、作曲家たちの心なのかもしれない──。「なみだ船」「三百六十五歩のマーチ」「みだれ髪」など、数多くの名曲を世に送り出した作詞家・星野哲郎。同じ時代のなか、ともに歩み、切磋琢磨したヒットメイカーたちを招き、歌について語りあう。演歌の巨匠が綴る歌謡曲への応援歌」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
三木たかし 演歌嫌い
 
 
「私は演歌が嫌いです。どうしても好きになれない」と三木さんが断言する。しかし、そうだとすれば、彼が作曲した津軽海峡・冬景色が売れたのはどういうことだ。演歌を好きになれない人によって作られた演歌が売れに売れて、しかも近代演歌の手本だなどといわれ、逆に演歌が好きで好きでしかたのないヤツが作った歌がさっぱり売れないだなどといわれ、逆に演歌が好きで好きでいかたのないヤツが作った歌がさっぱり売れないといいう現実は、いったいどういうことなのだ。演歌って好きじゃないんです。どこが好きじゃないのかと聞かれても困るんですが、演歌を聞くと涙が出るんですよね。嫌いだという気持ちとウラハラに、なんか逃れられないものを感じる、いまいましさがあるんですちょっと様子が違う。「たとえば洋服着たい、高級レストランに入りたい、自分はそういう現代人になったつもりだというときに、何ていうのかなぁ、うまくいえないけど、どんなに西洋ぶってみても、ついてくる日本というものがある。ついてきて後ろから引っぱるものがある。私にとってそれが演歌という存在ですね。だから嫌いです」
 
「詩の場合、なんだってやっぱり言葉を伝えるんですからね。伝えやすいように、その言葉に抑揚をつけるためにメロディがついているのですから。だから言葉のイントネーションだとか、伝え方を間違えたら、どんなにいい声を出しても楽器にはかなわないですからね。どんなにいい声を出そうが、心がつたわらないことになります」
 
 
「みずいろの手紙」「コーヒーショップで」「あなたにあげる」「白い約束」「津軽海峡・冬景色」「若き獅子たち」「思秋期」「まわり道」「めだかの兄妹」「もしも明日が」「北の蛍」「つぐない」など。どれも三木さんらしい優しい曲調だね。名曲が多いね。
 
 
藤田まさと」(「岸壁の母」「浪花節だよ人生は」)「石本美由起」(「長崎のザボン売り」「憧れのハワイ航路」「悲しい酒」「港町十三番地」「矢切の渡し」「長良川艶歌」)「石坂まさを」(夢は夜ひらく)」「山口洋子」(「うそ」「よこはま・たそがれ」「夜空」「千曲川」「もう一度逢いたい」「ブランデーグラス」)「服部良一」(「別れのブルース」「蘇州夜曲」「東京ブギウギ」「青い山脈」「銀座カンカン娘」)「米山正夫」(「リンゴ追分」「三百六十五歩のマーチ」)
吉田正」(「好きだった」「有楽町で逢いましょう」「寒い朝「いつでも夢を」「おまえに」「傷だらけの人生」)「船村徹」(「別れの一本杉」「風雪ながれ旅」「兄弟船」「東京だヨおっ母さん」「みだれ髪」)「遠藤実」(「高校三年生」「こまっちゃうナ」「星影のワルツ」「せんせい」「くちなしの花」「すきま風」「北国の春」「夢追い酒」「夢追い酒」「みちづれ」)「猪俣公章」(「君こそわが命」「港町ブルース」「おふくろさん」「千曲川」「さらばハイセイコー」「大阪ラプソディー」)「市川昭介」(「恋しているんだもん」「アンコ椿は恋の花」「皆の衆」「好きになった人」「ふたりの大阪」「さざんかの宿」)「山上路夫」(「世界は二人のために」「夜明けのスキャット」「禁じられた恋」「ある日突然」「どうにかなるさ」「翼をください」「瀬戸の花嫁」「学生街の喫茶店」「虹をわたって」「ひなげしの花」「二人でお酒を」「岬めぐり」「私鉄沿線」「大阪ラプソディー」)「なかにし礼」(「恋のフーガ」「天使の誘惑」「エメラルドの伝説」「恋の奴隷」「雨がやんだら」「手紙」「石狩挽歌」「心のこり」「時には娼婦のように」「まわり道」「北酒場」)「橋本淳」(「ブルー・シャトウ」「ブルー・ライト・ヨコハマ」「長い髪の少女」「カナダからの手紙」)「安井かずみ」(「わたしの城下町」「赤い風船」「危険なふたり」「草原の輝き」「よろしく哀愁」「追憶」「戻っておいで私の時間」「不思議なピーチパイ」「愛・おぼえていますか」)「浜口庫之助(「黄色いさくらんぼ」「バラが咲いた」「夜霧よ今夜も有難う」「空に太陽がある限り」)「中村八大」(「黒い花びら」「上を向いて歩こう」「明日があるさ」「こんにちは赤ちゃん」「夢であいましょう」「帰ろかな」「世界の国からこんにちは」「涙をこえて」)「平尾昌晃」(「ミヨちゃん」「よこはま・たそがれ」「瀬戸の花嫁」「わたしの城下町」「草原の輝き」「二人でお酒を」「うそ」「グッド・バイ・マイ・ラブ」「カナダからの手紙」)「森田公一」(「虹をわたって」「ひとりじゃないの」「ひなげしの花」「恋する夏の日」「はじめての出来事」「黄色いリボン」「ゆれてる私」「天使のくちびる」「十七の夏」「好きよキャプテン」「ハートのエースが出てこない」「下宿屋」「青春時代」「ワインカラーのときめき」「過ぎてしまえば」「春ラ!ラ!ラ!」)「都倉俊一」(「あなたの心に」「どうにもとまらない」「狙いうち」「個人授業」「ジョニイへの伝言」「五番街のマリーへ」「としごろ」「逃避行」「ひと夏の経験」「夏ひらく青春」「ブルドッグ」「私のハートはストップモーションピンク・レディー各曲)「中村泰士」(「愛は傷つきやすく」「喝采」「天使も夢みる」「わたしの青い鳥」「心のこり」「北酒場」)「星野哲郎」(「黄色いさくらんぼ」「アンコ椿は恋の花」「兄弟仁義」「三百六十五歩のマーチ」「男はつらいよ」「昔の名前で出ています」「風雪ながれ旅」)など。阿久悠センセイは言うまでもない!

 

最近、歌番組が少なくなっているけど、やっぱり名曲は歌い継がれていかないとね。必要だよね〜!「酒場のギター弾き」としても感慨深く読みました。オススメです。(・∀・)

 

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