「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!」(小名木善行)

新聞の書籍紹介欄で見つけたのがこの本。知らなかったけど、一日に3万人が訪れる人気ブログ「ねずさんのひとりごと」

http://nezu621.blog7.fc2.com/


から、特に好評だった、日本人が知らない、日本のすごい話、感動する話、20話を厳選。確かに、こんな話は知らなかった…!(*_*)そのエッセンスを紹介しよう。


世界史ーつまり人類史において、二十世紀を代表する最大の出来事とは…?私は間違いなく「植民地支配の終焉」を揚げることになるだろうと思います。かつて非植民地として支配されたカラード(有色人種)国家は、経済面でも急激な成長を遂げ、二十一世紀となったいまでは、世界の経済の牽引役にまで育っています。この突然の変化の背景には何があったのでしょうか?答えは日本にあります


私たちは、実は、すごい国に生まれたといえるのではないでしょうか。しかも、そのすごい国が平和と繁栄と飽食を享受しているという、これまたすごい時代に生まれ、育ち、生きています。そういうことに、まずは感謝する。それはとても大切なことだし、感謝するだけでなく、この国のために、そして人類の福祉と共存のために、自分でできることをする。少なくとも、世のため人のために自分の人生を、ほんのちょっぴりで構わないから使ってみる。そんなことが、とても大切なことに思うのです。


孟子「神々が、その人に何らかの使命を与えようとするときは、必ずその人を苦しめる。どのように苦しめるかというと、まず、志がざせつするような事態を起こし、その人を苦しめる。そして、過剰な肉体労働を強いて体力を使い果たさせ、飢えに苦しませ、その身を極貧暮らしにまで追い落とし、その人の行おうとすることに、ことごとく反する事態を巻き起こす」


【日本語の「征服」の意味】


・民族の習性や行動パターンは、千年や二千年たってもそうそう変わるものではありません。戦い、征服し、征圧し、現地で略奪する習性は、日本人にはありません。日本人は、古代の昔から、みんなが力を合わせて協力することで、武器や武力では決してなし得ない、豊かで平和な暮らしを実現してきたのです。


戦いや略奪ではなく、みんなが話し合い、みんなの力でより良い暮らし、より良い生活を手に入れようとする。それが古来、日本の姿とするなら、ほとんど血を流すことなく、諸国が大和朝廷に服し、仲間になっていったというなら、ごく自然なことです。


・戦前の満州や台湾、朝鮮半島も同じです。誤解している人が多いのですが、軍が先に出て行って、血を流して占領したのではありません。はじめに民間ベース、政治ベースで農地開発や効率のいい日本型農法の普及、治水のための公共工事等を行い、これらに従事する日本人を警護するために、あとから軍が進出していったのです。


・もうひとつ付け加えるならば、不思議なことに、東アジアでかつて日本が侵略したとされる地域だけが、緑豊かな土地となっています。日本人が軍まで一緒になって植林をした結果です。その植樹の数は朝鮮半島だけで十億本を超えています。


日本を神の国だとういう人がいます。それが本当かどうかは分かりません。けれどひとつ言えるのは、戦後、私たち日本人が失った「日本の心」は、皆が幸せに、そして平和に暮らせる社会を皆で築いていこうとする、世界の人々が待ちわびている神の心、神の願いと深いところでつながっている、そんな気がするのです。


その他、「三万年前の磨製石器(相澤忠洋)」「漆と縄文文化」「縄文人と渡来人の相克」「菅原道真公の決断」「建武の中興と天皇の役割」「秀吉の朝鮮出兵」「明治維新南北戦争との深いつながり」「飛行機の発明と飛行神社二宮忠八)」「ザビエルの言葉」など。


どの章も、オモシロく、日本人でよかったー!思える一冊。超オススメです。(・∀・)