「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本のルールは間違いだらけ」(たくきよしみつ)

いや〜目からウロコというのはこの本のことを言うのだろう…!?(・∀・)

日本にいると、当たり前だと思っていることが、実はおかしなことだらけなのだ!?そのエッセンスを紹介しよう。


愚ルール五法則(愚ルール五悪)


1 そもそもそんなルールは必要がない
2 ルールに明らかな間違いがあり、使い物にならない
3 ルール制定時に将来を見通せなかったために、現代では通用しなくなった
4 ルールそのもの、あるいはルールの解釈が曖昧で、まともに運用できていない
5 ルールの目的や成立過程に悪意や作為があり、公正・公平でない


・テレビのバラエティ番組でタレントが感じの筆順をテストされるシーンがよく映し出された。筆順を間違えることは本当に愚かなことなのだろうか。筆順というものこそがおバカである、と私は断固主張したい。1958(昭和33)年、文部省が発表した「筆順指導の手びき」には、「本書に記される筆順は、学習指導上に混乱を来たさないようにとの配慮から定められたものであって、ここに取り上げられなかった筆順についても、これを誤りとするものでもなく、また否定しようとするものでもない」つまり当初から「筆順は一つではない」と言っているのだ。ところが、この「手引き」がひとり歩きして、ルール好きな人たちによって無理やり教育現場に持ち込まれ、絶対化してしまった。そもそも漢字が誕生した中国で一般的とされている筆順と、「手引き」の筆順が違っている例がいくつもある。


その他、「ローマ字綴りの種類と歴史〜「大野」は「OHNO」か「ONO」か?」「JIS漢字の1%は「存在しない」文字」「「左側通行」ルールで日本はどれだけ損をしたか」「福知山線事故は大隈重信の責任?」「性風俗は曖昧ルールの九龍城」「法律はお上のご都合次第」「公職選挙法という不条理」…など。

…なるほど−!…ヘアヌードってこうやって広がっていったんだねー、オススメです。(・∀・)