「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本一心を揺るがす新聞の社説2」(水谷もりひと)

先日、このブログで紹介した本の第二弾。思わず書き留めたくなる珠玉の名言やメッセージがたくさん!φ(..)メモメモ そのエッセンスを3つ紹介しましょう。


明石家さんま島田紳助など、大物お笑いタレントを世に輩出している吉本興業の元常務取締役・木村政雄さん。人間の賞味期限は、新しいことに挑戦しようという意欲がなくなる時だそうだ。「それは俺がやることではない」「前例がないからできない」「うちの社風になじまない」そんなことを言い出したら、その人はそろそろ賞味期限が来ているなあと思っていい。


商品の魅力は、商品そのものの品質や機能より、その商品が持っている「物語」にある。たとえば、「この商品がどうやって誕生したのか」なんていう「物語」がブランドになっていくのだ。品質的にも機能的にもさほど差がない商品だとするならば、価格を安くするよりも「物語」をPRした方がいい。人も物もみんな「物語」を持っている。それがその人の、その物の、魅力なのだ


寺尾聰さんが出演した阿弥陀堂だよりという映画の中で、96歳のおばあさんが作家役の寺尾さんに「小説っていうのは本当の話か?ウソの話か?」と聞くシーンがある。それに対して彼はこう答える。


「ウソの話だけど本当のことを伝えるウソの話です。畑のゴボウはそのまんまじゃ食えないけど、灰汁を抜いてきんぴらにすれば食べられる。どっちのゴボウが本当か?と言ったら、そりゃ畑のほうだけど、ゴボウの本当の美味しさはきんぴらにしないと分からない。そういったところかな」


たとえフィクションでも、そこには作者からの読者へのメッセージがある。そのメッセージを読み解く力を持っていると読書はおもしろい。たくさんのフィクションを読もう。本には無限の力がある


そうだよねえ!はい!本をいっぱい読みます。オススメです。(・∀・)