「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『四つ話のクローバー 』(水野敬也)

四つ話のクローバー

四つ話のクローバー

数年前に大ベストセラーになった「夢をかなえるゾウ」。読んだ人も多いんじゃないかな?(^<^)私は『雨の日も、晴れ男』の方が好きなんだんけどね。


BOOK〜ちょっぴり不思議なお話…『夢をかなえるゾウ』(水野敬也
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071015

BOOK〜ケッサク、大笑いの感動小説!…『雨の日も、晴れ男』(水野敬也
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080727

BOOK〜大爆笑の感動小説を再読!…『雨の日も、晴れ男』(水野敬也
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120830



著者・水野敬也氏の新作は、「四つ葉のクローバー」ではなく「四つ話のクローバー」。独立した4つの物語に、「幸運」を呼び込むための具体的なヒントがつまっているのだ。そのエッセンスを紹介しよう。


■第一話:「深沢会長の秘密」

「この世界に存在する『たった一つの成功法則』を教えてもらえる」。その噂を信じて会長室の扉を開けた男が見たものは?


・絶対にしてはならないのは、自分の願望にウソをつくことだ。本当はそんなことを望んでいないのに、周りから言われたとか、誰かに期待されたとかで目標を立ててはならない。繰り返すが、生物は『したいことしかできない』のだ。結局のところウソの願望は、他の小さな願望とぶつかりあって負けてしまうことになる。


■第二話:「ハッピーコロシアム」

12月31日、大みそかの夜。「紅白歌合戦」をはるかに超える視聴率を叩き出す怪物番組が現れた?それが「JHC=ハッピーコロシアム」だ!



■第三話:「見えない学校」

突然、駅のホームで幽霊になってしまった男は、世にも不思議な「人生」の授業に参加する!?


■第四話:「氷の親子」

深夜、誰もいない遊園地で親子が途方に暮れていた。「ジェットコースターに乗せてもらえなければ、私たちは死んでしまうのです」!?


笑えて、しかも泣ける。読みやすいけどメッセージは含蓄深い。4つの物語を読み終えたとき――あなたの元に幸運が訪れているかもしれないよ。オススメです。(^<^)