最近、「プロフェッショナルの〜」「プロの〜」というフレーズが流行っているよね。(・∀・)しかし!みんな「プロ、プロ」と騒ぐけれど、本当に大切なのは、アマチュア精神ではないのか?という逆転の発想の渾身の一冊。著者は明治大学の先輩だ!そのエッセンスを紹介しよう。
・アマチュア精神とは何か。「プロ」は金をもらわないと指一本動かさない。金を一円ももらわずに子どもをあずかる保育園はない。しかし、親は一円ももらわずに子どもを育てる。高校球児は一円の得にもならないのに甲子園を目指す。この無償の努力がアマチュア精神の基本である。
・プロに欠けているのはプロ根性ではない。アマチュア精神である。損得ではない。自分の快楽でもない。合理性でもない。そのもの、そのことに、つねにひとりで純粋に対応しようとする精神である。
・「プロ」とはあくまでも、専門領域でのスペシャリスト(エキスパート)である。アマチュアとは、「人間」という総合領域でのゼネラリストである。全生活時間において、全生涯において、世界のどこでも基本的に通用するゼネラリストである。
なるほど!目からウロコの発想だね。表装が逆さまになっているのは間違いではありません。著者のユニークな発想です。オススメです。(・∀・)