「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「バカボンのママはなぜ美人なのか 嫉妬の正体」(柴門ふみ)

タイトルに惹かれて読みました。バカボンのパパじゃなくて、ママだよ!ママ!(・ω<)



人気マンガ家の柴門ふみさんは語る「嫉妬が今の私を作った!」と。

なぜバカボンのママは、非の打ちどころのない美人なのに誰からも嫉妬をされないのか?嫉妬という世にも不可解かつ強い強い感情を読み解くカギはここにあった!そのエッセンスを紹介しよう。


私自身がどんな嫉妬に苦しまれてきたのか。地獄のような苦しみの中で、その嫉妬心とどう向き合ってきたのか。私が長い間漫画家として作品を描き続けられたのは、若い頃に感じたすさまじい嫉妬心がエネルギー源となっています。まがりなりにも自分の道を切り開いてこられたのは、あの強い感情のお陰です。


・独身同士、夫婦、不倫、ダブル不倫、さまざまな恋愛関係がありますが、女性の嫉妬を生む根源的な原因は、ただひとつ。愛する人が、私以外の女と仲良くする。これだけです。恋愛の嫉妬はすべて「私以外の女は見ないで」ということに集約されるのです。


バカボンのママが、なぜ人々に支持されるのか、人はなぜ、バカボンのママを嫉妬しないかについてお話しましょう。実はそこに「嫉妬」を克服するヒントがあるのです。いくらママが容姿端麗で、良妻賢母で、上品であっても、あのバカボンのパパバカボンがいるということで、ママの幸せは、いわゆる「完璧」ではないのだ、ということで周りは「納得」し、安心するのです。「ああ、あんな美人でもあっても、苦労はあるのね。そうよね、完璧なんてあり得ないわよね」と。実は、この「美人のママにいけていないパパ」という組み合わせは、万人が大体納得し、拒否感なく受け入れられる組み合わせなのだそうです。


嫉妬したら、まず嫉妬している自分の醜さを認めること。される人より、している自分の方が醜いのです。自分の不完全さ醜さを認められる正直な謙虚さがあれば、人は必ず寄ってきて、アナタは人気者になり、結果、他人に無用な嫉妬の感情を抱かなくなるはずです。嫉妬から逃げない。目をそらさない。一度どっぷり漬かってから、気持ちを切り替えることが重要なのです。


…これが女性の気持ちなのか!?男にはよく分からないなあ…オススメです。(・ω<)