「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「とことん知っ得!JR利用術」(川島令三 野田隆 他)

毎日お世話になっているJR。そういえば昔は国鉄っていってたんだよねえ…プロ野球球団を持っていたなんてシンジラレナイよねえ…。(・ω<)

さてこの本。JRの活用術からトリビアからナイショのハナシから最新情報までを集めた本。その中でも長年の疑問を紹介しょう。


【特急と急行、何が違うの?】


実は、特急列車は正式名称を特別急行列車」といい、急行列車の一種である。急行列車の正式名称は普通急行列車」。つまり、急行列車のうち「速く設備の良い特別な列車」を「特急列車」と呼んでいるのである。現在でも、特急列車は指定席を基本とし、自由席利用時は割引になるのに対し、急行料金は自由席が基本で指定席を利用するには指定席券が必要になる。

戦後、国鉄の主力大衆列車として全国の路線に設定された急行列車だが、1972年(昭和47年)にエル特急が登場して特急の大衆化が進むと、次第に勢いを失っていった。地方路線や都市近郊の短距離急行は快速列車に格下げされるなど、急行列車は球速にその数を減らしていったのである。

スピードと快適さでは特急に敵わず、値段で快速に敵わないJRの急行列車は、間もなくその役割を終えようとしている。現在の特急は「特別な」列車ではなく、多くの特急はかつて「急行列車」が果たした役割を担っている。


なーるほど!私鉄はまた会社ごとにいろいろな電車があるよね!京急では快特があるよ。オススメです。(・ω<)