「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「そうだ、やっぱり愛なんだ 50歳からの幸福論」(柴門ふみ)

柴門ふみ弘兼憲史といえば、漫画界のビッグカップルだよね。

さて、50代になった私は、このタイトルを見て、読まずにいられないっ!!!(・ω<)

家族への愛、仕事への愛、友人への愛…根底に愛があれば、面倒くさいことも、いやなことも、易々と乗り越えられる。愛とユーモアあふれる人気漫画家の最新エッセイ集!」そのエッセンスを紹介しよう。


私が毎日続けられることは何だろう?それは「漫画を描くこと」だった。
漫画だけは一日十時間でも書き続けれた。その間おいしい物を食べに行くことも、友人と買い物に行くことも、デートもできなかった。けれど、「自分の人生の時間を無駄遣いしている」とは決して思わなかった。


有名になりたいとも、お金持ちになりたいとも作画中はまったく考えない。ただ、描くことが楽しかったのだ。


それは「天職」などという大袈裟なものでなく、「漫画」を愛していたからなのだ、今ようやくわかった。


子供達が小さかった頃、朝六時に起きて、お弁当を作り、夕方六時には自宅に戻って夕御飯を作り続けていた。そんな生活を20年続けて体力的にはキツかったけれど楽しかった。それは「子供」を愛していたから。


人間が利益や損得を超えて行動するには、「愛」しかないのだ。根底に「愛」があれば、面倒くさいな、嫌だなといった否定的な気分を易々と乗り越えられるのだから。


わたしはやっぱり、「歌」と「ギター」だな。ずっと歌っていられる。これも愛なんだな。オススメです。(・ω<)