「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「あの頃の軍艦島 今も人々の声がきこえる」(皆川隆)

 


私を惹きつけられて止まない島がある。それが、軍艦島」。


軍艦島


長崎県長崎市(旧高島町)にある炭鉱の島で、正式名称は端島。煙を吐く煙突と、ひしめくように建てられたビル群を擁するそのシルエットが軍艦によく似ていることから軍艦島軍艦島」の愛称で呼ばれるようになった。長崎港の南西17.5km、野母半島からは4.5kmに位置する。隆盛期には5,000人以上が住み、当時世界一の人口密度を誇ったが、閉山とともに島民は島を離れたため、現在では無人島となっている。日本の近代化を支えた炭鉱の遺構として文化的価値は高く、注目を集めている。2009年1月、九州・山口の近代化産業遺産群のひとつとして世界遺産暫定リストに追加された。



この本は、日本の高度経済成長を支えた炭鉱の島の「本当の姿」が収められた、ノスタルジックかつ力強いモノクロ写真集。昭和30年代、実際に島で暮らしていた著者だから撮影できた写真からは、厳しい労働をこなしながらも明るく豊かな生活を送る島民の活気が伝わってくる。50年前の写真を、75歳になる著者がはじめてまとめた渾身の写真集。軍艦島の記録、昭和の風俗資料としても価値のある一冊。



いいなあ…。切なくなるなあ…。まさに昭和の黄金時代だね。



日本一、いや世界一の人口密度を誇った軍艦島も、今は昔…。



ラストのあとがきは、涙が出るなあ…。(T_T) 軍艦島。行ってみたいなあ。おすすめです。


 


こちらのDVDもおすすめです。(・∀・)


DVD〜「宝島」の光と影…『軍艦島1975 模型の国』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20071114