この本はスゴイなあ…、こんな表現方法ってあるんだなあ…。(^^)
100%ORANGE・及川賢治の、ボソボソと、妙にのんびり独特なユーモアとリアリティに満ちたつぶやきかわいくて楽しくて、ちょっとヘン。その一部を紹介しよう。
・猫のお尻にサングラスをかけさせて遊びました。前が後ろで後ろが前になりました。
・玄関先でいちゃいちゃしていたダンゴ虫を息で吹き飛ばしました。
・くよくよするの「くよくよ」って何かの音みたいだ。
・ファンタオレンジは美味しいです。果汁０％だけど。
・台風に名前があるように、僕はこの頭痛にも名前をつけよう。ヘンリー。
・中学生のときから同じベルトを使っているのだけど、穴が７つも大きくなってる。もう最期の穴です。
・板チョコを銀紙越しに パキッと折ったのが 全然一列じゃなかった。
・輪ゴムが赤かったというだけで 捨てられなくなるこの気持ち。
・斜めにして 持ち帰った 斜めカレーを食べています。
・出なくなったペンは捨てないで 引き出しの中のペンの墓場にいれます。
・紙パックに ストローを挿すときは 真剣です。
・猫の名前を 呼んだら 耳だけが 振り向いた。
・ツタヤの小さいかばんを 傘の持ち手にぶらさげながら 帰ってきた。
・ねこのお腹に顔をうずめて 思い切りねこ酸素を吸い込みました。ねこダイバーです。
・色えんぴつは えんぴつより 軽い気がする。
わかる、わかる！！！そうだよねえ。「斜めカレー」ならぬ「斜め弁当」をよく食べるかも！？ゆるーい気分になりたいとき、オススメです。
