- 作者: 加島祥造
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/06/01
- メディア: 単行本
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BOOK〜珠玉の言葉たち…『LIFE』(加島祥造)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080708
BOOK〜信州伊那谷の老子のことば…『求めない』(加島祥造)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070806
その加島祥造氏の最新作。じわーっと心に染み入るようコトバたち。そのエッセンスを紹介しましょう。
受いれる すると優しい気持ちに還る
受いれる すると 自分の心が 意外に広いと気づく
心が広いから 受いれるんじゃないよ 受いれると 広がるんだ
受いれる すると 受いれなかった自分が 小さく見える
受いれる すると 自分の根にある 明るさに気づく
悲しみを受いれるとき 苦しみを受いれるとき 「受いれる」ことの 本当の価値を知る
受いれる それは 両方の手のひらを開いた姿勢だ 共に生きよう、という共存のジェスチャーだ
受いれない それは 両手の拳を握り固めた姿勢だ 他社を閉め出し 入ってきたら戦う構えだ
受いれる 陰と陽を 善と悪を 美と醜を 安心と恐怖を 優と劣を 喜びと悲しみを
両方を受いれるとき 道が見えてくる
片方だけ受いれるのは 両方とも見えないってことだよ
受いれる そうするとき自分が 愛すべき存在だと知るよ 涙ぐましい存在なんだともね
受いれる すると 自分にも 周りにも 優しさが広がるよ
受いれる すると 運命の流れは変わるだろう すこし深くなり すこし静かになり 前とはすこし
違った方向へゆくだろう
人は、生まれると 光を 空気を 大地を 受いれた
求めず ひたすら 受いれた そして 母の愛を受いれ やすらいでいた
自然はあなたを生み 生かしていく あなたは はじめ 自然のエナジーを 受いれて生きる
この関係は 一生涯続く 生きていくことの 根となって
この はじめの自分こそが 一生涯 自然とつながる自分なのだ
「受いれない」と「受いれる」とは大きな違いだよね。ゆったりした気分になる本。オススメです。(^^)