「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『1秒でも早く!「ダメージ」から抜け出す方法』(水村和司)

1秒でも早く! 「ダメージ」から抜け出す方法

1秒でも早く! 「ダメージ」から抜け出す方法

最近、心を病んでいる人が多いよね。その気持ちがよくわかる。時代のスピードはどんどん早くなっていくし、景気は回復しないし、将来的な不安がいっぱいだし…。(@_@;)


「心のダメージは、時間の経過だけでは解決できない。かといって、放置してこじらせると、悪化します。間違ったやり方では、間違った目的地に到着する」、と心理カウンセラーとしての16年の経験を持つ著者の水村和司氏はいう。

どうやってダメージから抜け出せばいいのか?、心を上に持ち上げるテクニック、セルフでできるカウンセリングの方法などを、数多く・わかりやすく・実践しやすく教えてくれる。そのツボとコツを紹介しよう。


接骨院チェーンを経営する会社の企画部門に転職し、出店戦略や新規事業立ち上げなどに関わり、多くの患者さんと接してきましたが、マッサージを受けに見える方は、心の悩みを抱えていることも多いようだ…。心の治療をしたほうが、この方は元気になるのではないか?


・どうしたらダメージに合理的にアプローチできるのか?ダメージの本質は二つに集約できます。


1 「どうしたらいいか、わからない」という、不安で混乱する心

2 「ますます悪くなったらどうしよう」という、先行きへの怖さ

行き先、出口は自分で決めなければなりません。「どうしたいのか」「どうするべきか」がわかれば、ダメージから抜け出す大きな一歩を踏み出せます。


1 「わからない」 → 「わかる」に変える

2 「ますます悪くなったらどうしよう」 → 「良くなる気がするという希望」に置き換える


・とにもかくにも、落胆や悲しみから少しでも心を切り離し、スペースを作ることからスタートです。人間の心とは、対局の感情が同時発生することはありません。嬉しかったことを思い起こす瞬間に、悲しみが湧いてくることはありません。プラスの感情とマイナスの感情は、スイッチで完全に切り替わる仕組みなので
す。


いい具合にスペースがあるとき、心はふんわりします。悲しみや抑圧や緊張がふっとゆるんだときの、ホワっとする感じ、経験ありませんか?そんなとき、心はベストコンディション。ちょうどいいスキマができています。いいスキマを開けることで、何かしら、いいコトやいいモノが入ってきます。

リッチな人とは、富や名声をがっちり確保している人のことではありません。リッチな人とは、ホワッとした気持ちをいつも携えて、物事を楽しんでいる人のこと。失うことを恐れながら、緊張して守っている人はリッチではありません。日常にちょっとした楽しみを見つけて、ホワッとした気分を楽しみましょう。そのためには、ホワッとした気分を作りやすい行動を取りましょう。


セルフヒーローインタビュー


1 あなたが人生の中で輝いていた、または楽しかったという思い出は何ですか?

2 それはどんなときですか?

3 そのときの気分や感情はどうでしたか?

4 なぜそう思いましたか?

5 そのとき、まわりにいた人たちはどんな笑顔をしていましたか?

6 そのときを思い出して、その気分にひたってみてください

7 そのときの気分を思い出すと、どんなポーズやしぐさが似合いますか?

8 「7」のポーズやしぐさをしながら、またあのときのように良くなる!と、三回心の中で唱えてください。


その他、「心のダメージのメカニズムを知る」、「ダメージから抜け出すためのアイデア」、「ダメージを抱えているときの禁忌事項」、「DNAレベルで折れない心になる」など。今の時代だからこそ、おススメです。(^<^)