「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『最初の30秒で相手の心をつかむ雑談術』(梶原しげる)

最初の30秒で相手の心をつかむ雑談術

最初の30秒で相手の心をつかむ雑談術

私の大好きなアナウンサー、元文化放送梶原しげる氏。ここでも何度か紹介したよね。(^−^)


BOOK〜身につけたいね…『すべらない敬語』(梶原しげる
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090531

BOOK〜会話力のアップに!…『図解版 口のきき方』(梶原しげる
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080207


しゃべりのプロであり心理カウンセラーでもある氏が語る雑談術のツボとコツ。やっぱり魅力的な人やコミュニケーションの上手な人は何気ない雑談もオモシロイし、笑わせるし、和ませるよね〜!そのエッセンスを紹介しよう。(^◇^)



・今の時代、論理的なことよりも「好感度」や「好きか嫌いか」が重要になってきました「何を売るか」よりも「誰から買うか」が より重要な判断のポイントになりつつあるのです。


・人と人との関係には、役割関係交流(論理)感情交流(感性)という2つの形があります。役割関係交流とは、商品の説明をしたり。レジに案内したりする業務とこなすという役割を背負って人と向かい合うこと。感情交流とは、人の人との心を通じた交わりのこと。100年に一度の大不況といわれる時代だからこそ、これまで以上に感情交流が求められます。心と心の感情交流がうまくできない人は、仕事の実力を存分に 発揮できない時代です。


・ビジネスの会話は、商談と雑談の二つに分けられます「商談」は商品、サービスの特徴やコスト、費用対効果を説明するもの。「雑談」は、文字どおり。一見すると、仕事に関係のない、とりとめのない、話で感情交流を促進するものです。


・「相手の懐に飛び込む」、「相手の心を揺さぶり、その気にさせる」雑談を駆使すれば、心と心の交流を円滑に行い、相手の心を「つかむ」ことができ、仕事そのものが楽しくなります。雑談の極意は、相手を楽しませて好印象を勝ち取ることなのです。


「またこの人に会って話がしたい」と思わせてくれる人たちは共通して雑談型トークの名手です。例えばジャパネットたかた高田社長

「今日はこちらの42型大型液晶テレビを紹介しましょうね。42型ですから画面が大きいんです。ほら、大きいでしょう。42型大画面。こんなに大きいんですからリビングに置きますね。これだけ大きいテレビがリビングにあると、家族みんなが一緒に見たくなります

これまではどうでした?お子さん、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん。みんな別々の部屋で小さいテレビを各自ばらばらで見ていませんでしたか?
この42型がリビングに来たら、お父さんも、お母さんも、お子さんたちも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、家族が一つになって一つの液晶大画面を見られる。どうですか?昔みたいな家族だんらんが戻ってくるんですねえ


機能性を訴える「商談型」ではなく、人の心、感情にうったえる「雑談型」トークに重点を置き、私たち視聴者をその気にさせていきます。


・人の耳にもっとも心地よく響く言葉はなんでしょうか?デール・カーネギー「相手の耳にもっとも心地よく響く言葉はその人の名前である」といってます。そう、名前です。名前を呼ぶというのは。、相手との親近感をぐっと近づけるのに最も有効なものなのです。


・初対面の人とお会いするとき、大事なことは「相手の名前を死ぬ気で覚える」ということです。雑談の第一歩は、相手の名前を覚えることです。そして相手の名前を入れ込んでみましょう。そうすると相手の高感度はアップして、話も弾んでくるはずです。


・バラエティ番組でも司会者は、本番開始前、本番スタジオの前にある控え室で、出演者と雑談し、メンバーの気分を高め、全体の空気を暖めることを意識します
これは、アイドリングトークといって、軽く場を暖めてから本番にのぞむための手法です。落語でも同様。涙を誘う人情噺を語るのでも、冒頭の数分を客の心をつかむための「まくら」として、本筋とは一見無関係な、爆笑を誘うネタを振って、観客の心を解きほぐし、「つかみはOK」と確信してから、本筋に入っていきます。このように 大切な商談のまくらとして、相手の心をつかむためにどんな雑談をしようか考えることはとても大事です。


・単純にどうでもいい話をするよりは、相手の役に立つ情報などを伝えて「へえ」と思わせたいものです。ネタのおもしろさが雑談のおもしろさを左右するといってもいいでしょう。そのネタは「一次情報」が一番です。一次情報とは、他人からの受け売りや、メディアですでに報じられたものではなく、あなた自身が、直接見聞きし、体験した、あなた発のオリジナルの情報のこといいます。報道の現場でも、「現場に足を運べ。そのときの感じを大事にしてしゃべれ」といやというほど聞かされました。
自分の五感で体験したネタが説得力をもち、雑談のネタとしても断然強いものだと実感しています。


梶原氏は、知っておきたいネタの宝庫は、新聞の「読者の投稿欄」「人生相談」などから仕入れているんだって。へえ〜!( ..)φメモメモ 雑談力を身につけよう!おススメよ。(^^♪


梶原しげるのオフィシャルサイト
http://www.creative30.com/kajiwara/