大人もおどろく「夏休み子ども科学電話相談」 鋭い質問、かわいい疑問、難問奇問に各界の個性あふれる専門家が回答! (サイエンス・アイ新書)
この本はケッサクだ!素直な心、発想力、なぜどうして?の疑問をもつ大切さを教えてくれる。(・∀・)
「小さな不思議から始まる大人も知らない世界!常識にしばられない子どもの多様な質問、そして名だたる先生方の回答が飛び交う番組「夏休みこども科学電話相談」。ときに身近な現象にひそむ事実にうなり、ときに意外なおもしろさに笑ってしまう、「お話」の数々を再現。楽しみながら科学的な思考法にも触れられる1冊」なかでも秀逸な質問を紹介しよう。(・∀・)
「好きなのに、嫌いといってしまうのはどうして?」
人間って集団で生きてるじゃないですか。集団、わかりますかね?人がたくさんいて……。その中でも、好きっていう感情はとても大事な感情だし、そのことによって、誰かとつながっていくのは大切なのね。でも、それを少し隠しておいたほうが、集団はうまくいく。シミュレーションって言うんだけど(笑)……実際にやって調べると、そういうルールを入れたほうがうまくいっく、集団が大きくなるという実験が……。ストレートに言うのは大事なんだけども、好きっていう感情は、特に男女関係の場合は……うまくいくとは限らないので、少し隠しておいたほうが集団全体はうまくいく、みたいな考え方ってのはひとつあります。
それから、心理的な説明としては……。たとえば、あなたが誰かのことを好きって言って、嫌いって返されちゃうと嫌だよね?そういうのを心理的な防衛って言うんだけどぉ(笑)好きって、すごく大事な感情だから、それがつぶされちゃったり、できるだけ(好きって)言わないようにしちゃったりする……のは考えられます。話を戻すけど、あなたの場合、さっきの話だと隠しとく必要もないので(笑)、おともだちには、なんかのときに『好きだよ』って伝えるのがいいと思います。
その他、「雑草は、どうして次から次に生えてくるのですか?」「タネなしのモモやサクランボはなぜないのですか?」「どうして、昆虫の脚は6本と決まっているの?」「セミやカブトムシは、なぜ死ぬとひっくり返るのですか?」「働きアリが全部メスなら、オスは何をしているのですか?」「どうしてキリンの舌は青いのですか?」「バラにはなぜ、トゲがあるのですか?」「空は、どの高さから空なのですか?」「宇宙で最初の生物はどうやって生まれたの?」「人の心はどこにあるのですか?」「植物が、人間の言葉を理解するっていうのは本当?」「セミの成虫はなぜ、寿命が短いのですか?」「どうして虫の血は赤く無いのですか?」など。
これ、自分だったらどう答えるのかなー!?想像力とアドリブ能力が鍛え上げられるかも。超オススメです。\(^o^)/
大人もおどろく「夏休み子ども科学電話相談」 鋭い質問、かわいい疑問、難問奇問に各界の個性あふれる専門家が回答! (サイエンス・アイ新書)