「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『昼メシは座って食べるな!』(市村洋文)

昼メシは座って食べるな!

昼メシは座って食べるな!


野村證券「伝説の営業マン」と言われた市村洋文社長。毎月お会いしていつも刺激を受けている。(^。^)

大学時代に「1億円」ものお金を稼ぎ出し、野村證券では前人未到の営業成績を残した伝説の「人たらし社長」が実践する、ありえない成果を上げるための「働き方」と「考え方」をまとめた一冊。 そのエッセンスを紹介しよう。



・野村は聞きしに勝る厳しい会社でした。私は毎日200件の飛び込みと40枚の名刺集めのノルマを必死でこなしました。そして新人で10億円の売上をあげ、その年。全国営業の新人トップになることができました。さらに20代のとき、四年間に2000億円の預かり資産を集めて、野村史上不滅の記録を打ち立てます。その後、最年少で支店長になりました。


「のんびり座って昼メシを食べている時間があるなら、一人でも多くお客さんを回れ。九時から五時まではプレー時間。俺たちはピッチの上で戦っているまっ最中なんだぞ」私は、お客さんとの会食を除けば、昼食を座って食べたことはほとんどありません。昼メシは歩きながら食べるか、立ったまま、さっとすませる。それぐらい寸暇を惜しんで働いています。


モーレツに働くと、見えてくるものがあります。それはたくさんの人たちの応援してくれる姿であり、生涯にわたる絆であり、こみあげてくる喜びと感謝の気持ちです。仕事は最高の自己表現。昼メシを座って食べないほど、モーレツに働いた人だけが得ることができる最高の喜びです


私は毎朝6時に出社しています。かれこれ30年間、六時出社を続けていることになります。なぜか。その理由は時間を最大限、有効に使いたいからです。一日を「三回転」させています。六時に出社すれば、お昼まで六時間ありますから、午前中に一日分の仕事があらかたできてしまいます。前の日の検証や復習のようなことはこの時間にやったしまう。それが一回転目。そして午後から夕方までの時間で、もう人仕事できます。次の手を打ったり、新規のお客さんを開拓したり。それが二回目。午後六時からは会食や接待の時間に使う。飲みながらお客さんに胸襟を開いてもらう健全なコミュニケーションができます。これで三回目です。一年は、365日しかありませんが、一日を三回転させて、ふつうの人の三倍分使う。そいうすれば、ビジネスの可能性が三倍にふくらみます。


一枚の名刺は当選賞金1000万円の宝くじと一緒です。実際、もらった一枚の名刺から1000万円の取引につながることだって十分ある。名刺一枚でわかることは計り知れません。その人の名前を見るだけで、両親がどんな思いで名づけたのかがわかります。相手の会社の住所を見れ、どんな場所に本店をおいているのか。なぜその地域だったのかなど、いろいろ推測することもあります。名刺一枚にたくさんの情報がつまっているのですから、これを粗末に扱ったり、きちんと管理しないことが私には信じられません。


・お金持ちではなくて、「人持ち」であるのは、自分という人間の価値を示す物差しとも言えます。あの人はお金持ちだよ、と言われるより、人持ちだよ、と言われるほうが私にとっては何倍もうれしい。


・なぜみなリスクマネジメントには必死になるのに、「ラックマネジメント」は考えないのか、ということです。ラックマネジメントとは、文字通り、運を管理することです。強いリーダーは例外なく、「運」が強い人です。運のいい人と一緒にいると、自分もその運を分けてもらえます。もしあなたが、運のいい人を見つけたら。だまされたと思って、一緒にいるようにしてみてください。


・お客さんに会わないことには、仕事は始まりません。会って。ひたすら相手の話を聞く。自分が話すのではありません。相手の話を聞くことから始まります。「話す」と「聞く」の割合は、四対六か、三対七。それも電話ではダメで、直接会うことが大事です


なるほど!スゴイなあ…。市村社長の何分の一でも学びたいなあ!オススメです!(^。^)