「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『運命改善の不思議な旅 99の旅』(森田健)

運命改善の不思議な旅99の謎 ( 二見文庫 )

運命改善の不思議な旅99の謎 ( 二見文庫 )

東日本大震災、心よりお見舞い申し上げます。テレビを見るたびに悲痛な思いです。ご無事を心よりお祈り申し上げます。いつも思うのだが、このような災害は決められていたのだろうか?運命なのだろうか?切なすぎる…。(+o+)


さて、不思議研究所の森田健氏。著作はほとんど読んでいるのだが、このブログを開設する前だったので、結果的に初の紹介だね。


ある晩「明日から不思議研究所を始めよう!」と決めた著者。そのとたんに会社は儲かりだして20年。銀行からの借金はすべて返済して、無借金経営になった。それはなぜか?
それはよく当たる占いに出会ったから。商売運を変えることができたのだ。会社のロッカーの上にはウサギのぬいぐるみや猿の置物があります。それらが自動的にお客を運んでくれるのです。会社だけではありません。私自身も億万長者になり、2年間に5億円設けて、世田谷にキャッシュで家を買いました。しかし、不思議研究を始めた当初、占いをいちばん信じていなかったのは自分自身でした、私は理科系です。
占いは統計学の問題だと思っていました。だから当たることだってあると思いましたが、もちろん外れることもあるでしょう。しかし、当たる確率が9割を超えることがわかったとき、人生観も180度ひっくりかえりました。すべての運が決まっているとすれば、私の自由はどこにあるのでしょうか。でも、運命は変えることができたのです。科学的には絶対にありえないことが起こるようになったのです。

運命を好転させるツボとコツとは?必ず運命を好転し幸運を呼び寄せる方程式とは?そのエッセンスを紹介しよう。


・運命の90%は決まっています。10%しか自由はありません。こういうと、人は大変にガッカリします。しかし10%の自由を使えば、90%の人生を大きく変えることができます。「運命はきまっているけれど、変えることができる」


・誕生時間で占う方法を四柱推命といいます。中国の四柱推命は、目明き派と盲師派に分かれます。目明き派は目が見える人の占い師に伝わった方法で、盲師派は目が見えない占い師の方法です。どちらの占いが当たるか?盲師派なのです。なぜなら盲目だとは初めから不利なので、その分、必死で研究を重ね、それを盲目の占い師にだけ秘伝として伝えてきたからです。


あの世は、ほとんどこの世と同じだそうです。驚いたことに貨幣まで流通しています。しかし太陽はなく、水に入っても濡れないそうです。あの世にいかないで生まれ変わった人は半分います。けれど、今世ではみんな幸せに暮らしています。成仏するということが「あの世に行く」ということならば、まったく関係ないようです。「生まれ変わりの村」の調査によれば、あの世には裁く人はいませんでした。


四柱推命は誕生時間で判断し、残念ながら運命変更はできません。なぜなら、一生運は出ますが、今日一日のできごとを出すことができないからです。逆に、六爻占術(ろっこうせんじゅつ)は、ピンポイントです。これから一時間後のことでも占うことができます。


ユングという心理学者は、ヨーロッパで始めて六爻占術をやった人です。コインを使った占いがあまりに当たるので、そこからシンクロニシティと、集合無意識という概念をつくりました。シンクロニシティというのは、コインの落ち方と未来の現象が一致するということでもあります。集合無意識というのは、原因の世界がひとつにまとまって存在するというな概念です。六爻占術は、シンクロニシティを使って、集合無意識にアクセスしているのです。つまり、六爻占術という手段を使えば、過去から未来の、どんな時間にもアクセスすることができるということです。この小さな人間ひとりが、あらゆる未来を知ることができるのです。もし成功したかったら、この手を使わないのは損だと思いませんか?


・毎日の生活では、いろいろなことが起きます。すべてがすべて、いいことや楽しいことばかりではありません。私だって、たまにはおもしろくないことだって起こります。そういう小さな不幸に出会うと、私は「ラッキー!」と思うようにしています。なぜなら、運命はデジタルだからです。ゼロかイチかです。10円拾おうが、1万円拾おうが、実は「財産がよい」とカウントされます。これは運が悪いほうにも、同じように考えられます。たとえば、風邪をひいて寝こんだときは、「これで大病にかかる危険が減った」、財布を落としたら、「大金を失う危険が減った」と考えればいいのでです。そう考えると、毎日の生活がぐっと楽しくなり、たいていのことは、笑って受け止められる余裕が生まれてきます。いつまでもクヨクヨしているより、精神衛生上も、とてもいいと思います。


・どんな不幸に見舞われても、必ずそれよりひどい状況がありえます。だから、「この程度ですんでよかった」と思えばいいのです。「お陰で大きな不幸をまぬがれた」と、ポジティブに受け止めることです。不幸な目に遭っても、常に「ラッキー!」と思えるようになれば、間違いなく幸せになれます。これこそ、確実に幸せになれる方法です。いくら「運がいい」人でも、一生のあいだ、あらゆる不運を避けつづけることはできません。「運がいい」というのは相対的なもので、絶対的に運がいい人はいないのです。


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不思議研究所
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