「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜現代NYで聖書の教えを忠実に守ってみたら?…『聖書男』

聖書男(バイブルマン)  現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

聖書男(バイブルマン) 現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

こりゃスゴイ本だっ!!!(@_@;) 現代のニューヨークで「聖書の教え」を文字通り実践してみたらどうなるのか!?という突飛な試みを1年間実践してみた非宗教的ユダヤ人の抱腹絶倒の体験日記なのだ!

なぜ聖書にはいろんな決まりがあるのか?聖書の本当の意味とは?そのエッセンスを紹介しよう。



目的は、究極の聖書的生活を送ること。より正確にいうと、聖書の教えにできるだけ忠実に生きること。十戒に従い、産んで増え、隣人を愛し、収入の十分の一を紙にささげる。それだけではなく。ほとんど顧みられないようなきまりも守る。混紡の服は着ない。姦淫の罪を犯したものを石打にする。もちろん、ひげの両端はそらない。


聖書のいったとおりにする。そうすれば、聖書のどこが偉大で普遍か、逆にどこが時代にそぐわないか、見極められる


「女性の生理が始まったならば七日間は月経期間でありこの期間に彼女に触れた人はすべて夕方まで汚れている」


でも、月に七日、妻との肉体的接触を一切断つのはどうだろう。しんどいし、つらいし、寂しい。つねに警戒していなくちゃならない。セックスはもちろん、握手も、肩をたたくのもだめ。髪に触るのも、おやすみのキスをするのも。家の鍵を手渡すときも、念のため十五センチ上から落としている。「ばかばかしい」とジュリーはいう。しかし聖書の教えを守るのに選り好みはできない。それじゃ意味がない。古代イスラエル人の気持ちをわかろうとしたら、どんな厄介なきまりや意味不明はきまりも、疎かにはできない。


その他、「うそをつかないようにする」、「石打ちの刑を執行する」、「隣人を愛する」、「産んで増やす」、「性欲と闘う」、「赤ん坊に割礼を施す」、「月の初めには角笛を吹きなさい」…スゴイなあ!まさに「信じるな、疑うな、確かめろ!」で確かめたわけだ!面白いなあ。超オススメです!(^。^)