- 作者: 金原亭世之介
- 出版社/メーカー: 三五館
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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・朝「おはよう」と挨拶すると。なぜか気持ちがシャキっとして、物事が始まるぞ、という感覚になったり、その日一日が気分よく過ごせるように感じる。あるいは反対に。挨拶しなかったおかげで、何となく一日中気分が悪かったという経験はありませんか?それは、挨拶という「言葉のパワー」に他ならなかったのです。それも、精神的な部分だけでなく、肉体的にも。
・言葉で人を殺せます。そんなバカな、いくら何でも言葉にそんな力があるわけない!まあまあ聞いて下さい。ある特定の人ひとりに向かって、その場所にいる他の人全員が、「お前、死ねよ」と毎日言い続けたらどうなると思います?まず、だいたいはノイローゼか神経症のような状態になるのは間違いないでしょう。そこで、ほとんどの人は出社拒否とか登校拒否になる。そして「俺は死んだほうがいいのか」と自分でも思いはじめる。会社や学校でのイジメを苦に自殺に至ってしまうケースのほとんどがこうした言葉によるものなんです。人は、意外にも簡単に操れるものなんですね。
・人間関係をより良いものにするためには、心の中で思っているだけでなく、とにかく「口に出して言う」ことがとても大切なことなのです。
・もし、あなたが、愛する人を本当に励ましたい、応援したいと思うなら、「頑張れ」は絶対禁句。まして、「頑張れ。頑張れ、……」という繰り返しは、ますますストレスを増幅させてしまいますから、絶対にダメなのです。
・「言葉」は自分自身を健康に、快適に、そしてキレイにまでしてくれる「暗証番号」であり、スイッチです。「言葉」には、私たちの人生までも左右する大きなパワーがあったのです。そして、その使い方には、ちょっとしたテクニックがあります。
そうだよね。音楽家が自分の声や楽器の音色に注意を払うように私たちは自分が発する言葉にも気を込めないとね。オススメです。(^。^)