「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『嫌われ者の流儀』(堀江貴文×茂木健一郎)

嫌われ者の流儀

嫌われ者の流儀

ライブドアの創業者、ホリエモンこと、堀江貴文氏。(^u^)かつて「フジテレビ買収騒動」「衆院選出馬」などで注目を集め、時代の寵児として持て囃されたベンチャーの旗手。そして脳科学者の茂木健一郎氏。


二人の天才が贈る激論対談集。「嫌われる」者同士として、日本の伝統的秩序・価値観が孕む危険性、それらと「たとえ世間から嫌われても闘わなければならない理由」を熱く語る。「国家とは何か」「司法とは何か」「革命とは何か」「ライブドア事件とは何か」「社会を変えるものは何か」、そして二人は「日本の変革を阻むものの正体」に迫る。そのエッセンスを紹介しよう。



堀江:僕、スーツなんて、なんのために着るのかわからないもの。スーツやネクタイ。あれ、なにかいいところはあるんですか。僕だったらスーツを着ていった方がいいって言われたら、「なんでスーツを着る必要があるんですか?着るとなにかいいことあるんですか?」って訊いちゃう。だって、スーツなんて着てもきついだけでしょ。

江戸時代のちょんまげって、あれ、明らかにおかしいじゃないですか(笑)。なんであんな髪型をする必要性があるんだって。ネクタイもそれと同じことですよね。あるいは中国の清朝時代の弁髪とか纏足。「おかしいでしょう、それ!」って(笑)。今、ちょんまげにしろとか、弁髪にしろって言われたら誰だってイヤでしょう。同じ理由で僕はネクタイやスーツなんかイヤだもん。


茂木:坂本龍馬って、同時代の周りの人からは絶対に嫌われ者だったでしょう。好き勝手なことをやって、自由にものを言って、脱藩までしちゃう。従来の価値観を尊重する人からすると本当に憎むべき存在だった。最後は暗殺されちゃうように


茂木:アメリカだったら能力さえあれば10歳でもハーバード大学に入れるわけでそう。日本もそれでいいじゃん、と思うんだ。ハーバード大学の入学条件に「年齢」はない、と教えると、日本ではみんなびっくりするんだ。みんな洗脳されているんだね、大学は18歳からしか行っちゃいけないもんだって。海外からすると、むしろ日本の方が異常なのにね。


いや〜痛快!ここまで言ってくれるのか、ということと二人ならではの切り口。二人ともハンパない知識。そして自分の見方に自信を持っているんだなあ。これはテレビでは放映されないだろうなあ。おススメです。(^u^)