- 作者: 堀江貴文,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/06/14
- メディア: 単行本
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二人の天才が贈る激論対談集。「嫌われる」者同士として、日本の伝統的秩序・価値観が孕む危険性、それらと「たとえ世間から嫌われても闘わなければならない理由」を熱く語る。「国家とは何か」「司法とは何か」「革命とは何か」「ライブドア事件とは何か」「社会を変えるものは何か」、そして二人は「日本の変革を阻むものの正体」に迫る。そのエッセンスを紹介しよう。
堀江:僕、スーツなんて、なんのために着るのかわからないもの。スーツやネクタイ。あれ、なにかいいところはあるんですか。僕だったらスーツを着ていった方がいいって言われたら、「なんでスーツを着る必要があるんですか?着るとなにかいいことあるんですか?」って訊いちゃう。だって、スーツなんて着てもきついだけでしょ。
江戸時代のちょんまげって、あれ、明らかにおかしいじゃないですか(笑)。なんであんな髪型をする必要性があるんだって。ネクタイもそれと同じことですよね。あるいは中国の清朝時代の弁髪とか纏足。「おかしいでしょう、それ!」って(笑)。今、ちょんまげにしろとか、弁髪にしろって言われたら誰だってイヤでしょう。同じ理由で僕はネクタイやスーツなんかイヤだもん。
茂木:坂本龍馬って、同時代の周りの人からは絶対に嫌われ者だったでしょう。好き勝手なことをやって、自由にものを言って、脱藩までしちゃう。従来の価値観を尊重する人からすると本当に憎むべき存在だった。最後は暗殺されちゃうように
茂木:アメリカだったら能力さえあれば10歳でもハーバード大学に入れるわけでそう。日本もそれでいいじゃん、と思うんだ。ハーバード大学の入学条件に「年齢」はない、と教えると、日本ではみんなびっくりするんだ。みんな洗脳されているんだね、大学は18歳からしか行っちゃいけないもんだって。海外からすると、むしろ日本の方が異常なのにね。
いや〜痛快!ここまで言ってくれるのか、ということと二人ならではの切り口。二人ともハンパない知識。そして自分の見方に自信を持っているんだなあ。これはテレビでは放映されないだろうなあ。おススメです。(^u^)