「「価値を生む力」、「自由に生きる力」、「一点突破する力」、あなたの脳が進化する一生役立つ教養力の磨き方」そのエッセンスを紹介しよう。
・現代において「静的教養」とともに必要な教養を、僕は、「 動的教養」と名付けました。「本を読むことでえられる知識の量」 や「階級」とは関係なく、「収入」の直結する「知」。 これこそが現代の教養の姿です。そんな「動的教養」 がもたらすのは「自由」です。 6歳のユーチューバーが一生分の富を稼ぎ出せば、 彼はこれから先の人生を、ただ、 自分の好きな事の追求のために使えます。
・なぜルネサンス期イタリアの画家であるダ・ ヴィンチがそのように卓越しうた知見を持ち、 さまざまなものを発明、想像し、 多くの天才的な絵画を描くことができたのでしょう? 彼が天才だったから?もちろん、それはそうなのですが、 ではなぜ彼が天才だったかというと、 静的教養と動的教養をあわせ持っていたからだ、と僕は思います。 静的教養と動的教養、2つの教養を磨くことで、 人間の脳は覚醒する、と僕は考えます。
・ダ・ヴィンチ、エジソン、 アインシュタインなど、天歴史上の天才と呼ばれる人たちに共通している のが、学校教育ではない場所で知識を蓄積したことです。 天才には書物的な静的教養だけでなく、 自ら進んで情報を取りに行く動的教養、 この2つをあわせ持っていた人が多いのです。
・動的教養を磨く3つの方法。
1 広く知ること
2 深く知ること
3 常識を疑うこと
・ 研究の虫で人とコミュニケーションを取るのが苦手な学生であって も、世の中から「オタク」と呼ばれる学生でも、 世の中で食べていける。 もっといえば世の中で活躍できる時代がやってきました。 これからの時代、オタクな人ほど、 大きなムーヴメントを起こせる可能性があるのです。
・本は読み方次第であなたに動的教養を与えます。「濫読」 がドーパミンをどばどば出してくれます。 普段読まないような本なら、自分の教養を拡げてくれますし、 読み慣れた本は、 繰り返し読む度に自分の中に新しい何かを育ててくれます。 つまり、本を読んで感動し、情報を得ることが快感になって、 もっと欲しい、新しい情報を知りたい、 という神経回路が強化され、読書のドーパミン・ サイクルができあがるのです。これを「強化学習」といい、 その回路は使えば使うほど強化されていくのです。
・ビル・ ゲイツが1万4000冊以上の蔵書を持つというエピソードは有名 です。アインシュタインもショーペンハウアーの『孤独と人生』 や『ドン・キホーテ』を愛読していたといいます。 自分の専門分野や、 いま取り組んでいる仕事とは一見関係ないような読書傾向が脳のバ ランスを保つといういことを、 世の天才たちは本能的に知っていたのかもしれません。
・文学作品といってもさまざまですが、僕がおすすめしたいのは“ 知らない世界を生きる人が主役”のもの。例えば、カズオ・ イシグロの『日の名残り』。本の中に描かれる、 自分とはまったく違う人生を歩む人の哲学や価値観を知ることで、 自分の人生における哲学や価値観も育っていく。それが、 まさに動的教養が磨かれるということなのです。
・教養を深めていくときに大切なのは「現場感」を持つことです。 言い換えれば「自分ごととして体験する」ということです。 米津玄師さんはまさに顕著な例です。 彼はヴォーカルも演奏もアートワークも、 自分の作品にまつわることは何から無いまで自分でやっています。 DTM(デスクトップミュージック)いわゆる「打ち込み」 を駆使しているからです。ギター、 ベースなど一通り弾けるのですあが、 自分一人で世界観をつくりあげるためもあってか打ち込みを駆使し ているのです。
・ いまの時代はあなたの経験不足や実力不足を補うツールが山ほどあ るわけです。だったら、 明日からでもプロフェッショナルとして生きるとしたら…… という自分ごと感、現場感を持って、 実力不足や時間不足を補うツールを使ってアウトプットをする。 その経験が教養を深めてくれるのです。( アプリgrandband)
・売れている音楽などを聴いて「なんで売れたのかな?」 という疑問を持ったら、まずはそれを掘り下げてみましょう。 それを突き詰めることによって深まる知識もまた、 あなたの教養になります。
・「教養とは、学校で学んだことをすべて忘れてしまった後に、 残っているもののことである」(アインシュタイン)
いいねえ。教養ある人間になりたいねー!「収入」の直結する「知」を身に着けたいね。早くビジネス界から引退したいわー!オススメです。(・∀・)