「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

CINEMA〜福島発の希望のメッセージ!…『トテチータ・チキチータ』


2011年3月11日の東日本大震災後初となる福島全県ロケを敢行したこの作品、なんとも不思議な映画だ。(^。^)
人とのつながり、家族のありがたさ、他人のあたたかさ、目に見えないもの大切さなど、いろいろなことを考えさせられる秀作だ。


「主人公、一徳は事業に失敗し、生きることに絶望して東京をさまよっていた。古びた零戦模型を見つめていた下町のおもちゃ屋で不思議な少女と出会い、一徳の運命が動き始める。一徳は詐欺まがいのリフォームの仕事を得て福島にたどり着く。健人は原発事故で避難を余儀なくされた高校生。不思議な少女・凛は両親が離婚し、父のふるさとである福島へやって来た。福島で再会を果たした一徳に凛はこう告げる。「一徳は前世私たちの息子だった、そして健人は父、私は母だった。今、私たちを呼んでいる人がいる…そのために生まれ変わってここに集まった」

彼らをずっと待っていたのは、戦争以来ひとりぼっちで生きてきた妹・百合子。彼女は痴呆症を抱えながら福島で独居していて、一徳の最初のターゲットでもあった人物だ。戸惑いながらも、「家族」として時間を過ごす4人。それは孤独を抱えて生きて来たそれぞれにとって、久しぶりの安らぎの時間だった。ともに笑い、ともに悩み、時間を過ごすうちにやがて互いの存在がかけがえのないものになっていく。
しかし無常にも幸せな時間は長くなく、別れの時はやってくる。そのとき、家族を守る龍神「トテチータが、時を越えて福島の空の彼方にあらわれようとしていた…。」


途中で、びっくりしたのは、ちらっと出てくる龍神「トテチータ」の映像!おっ!これは3年前に伊勢で見た龍雲そのものではないか!!!(@_@;)コレ! 


EVENT〜『皇大神宮別宮 伊雑宮(いざわのみや)』(三重県
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090416


今年は、オレ、年男だしなあ…やっぱり龍にご縁がありそうだ。改めて家族のことを考えた。離れ離れになっても、別れても、また再びきっと出会える。そんなメッセージがジーンと伝わってくる絆のファンタジー映画だ。おすすめです。(^。^)


映画「トテチータ・チキチータ」公式サイト
http://www.totecheeta-movie.jp/